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帰省時の“実家ネットない問題”、4人に1人が経験

手間がかからず高速が欲しいのですが。

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 インターネット接続サービス「So-net(ソネット)」は、2018年の夏に実家に帰省した全国の20代から40代の1317人を対象に、帰省時の実家での過ごし方とインターネット環境について調査を行いました。

 まず、ネット回線契約率で見ると、自宅では約90%が契約しているのと比べ、実家では約75%。この差は、不満を感じるに十分な差といえそうです。

自宅と実家のネット回線について(インターネット接続サービス「So-net(ソネット)」調べ、以下同)
高齢者はネット回線開通率が低い

 「実家での暇な時間はどのように過ごしましたか?」の質問に対する回答は、「のんびり過ごした(43.5%)」「親や親戚とおしゃべりをした(41.8%)」「親の手伝いをした(19.1%)」などリアルでのコミュニケーションに関するものが多く見られましたが、「ネットサーフィンをした(41.8%)」「動画サイトでの動画や音楽の視聴(30.4%)」「SNSの閲覧や投稿(27%)」などネット利用の時間も、決して少なくなかったようです。

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 ただ、実家でのネット環境には、不満を感じる人が多く、スマホでしかネットが利用できず不便だったという人は約3割、普段よりネットが遅く快適に閲覧できなかったという人は約2割に上りました。

ネット回線が無く不便だと思う率は高い
実家でもネットを使うことが多い

 平成の30年を通して、今や誰でもどこでもあって当たり前になったかと思えるモバイル通信端末と通信ネットワークですが、まだ、年齢層や地域によっては、その「あって当たり前」感のズレがあるもよう。“実家ネットない問題”による不満につながると思われます。

 不満の代表例としては、「固定回線がなくモバイル通信量を気にしながらの利用が必要だった」「動画を見たくても途切れ途切れになってしまい見るのに時間がかかった」などの声がありました。

実家のネット満足度は低い
手間がかからず、速度があがるなら欲しいが本音

 実家でのネット環境の改善については、「手間がかからないなら」の声が最も多く(38%)、状況次第では改善はやぶさかではないと考える人が多いこともわかりました。

 ネット環境をどこでも便利が当然と考えるか、実家にないならないでそれなりに過ごそうと考えるか、人それぞれで対応が異なってくるかもしれません。

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(クラタマスミ)

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