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「災害で苦しいときこそ娯楽は必要」約86%、「デマにだまされた」約10% 災害に関する意識調査
「被災地支援をしたいと思う」と答えたのは全体の約57%。
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BIGLOBEが「災害に関する意識調査」の結果を発表しました。「苦しいときこそ娯楽は必要」とする回答者が全体の85.7%を占めるなど、興味深いデータが出ています。
調査対象はスマートフォンを所有する全国の20~60代男女1000人で、内訳は各年代カテゴリーの男女100人ずつ。うち857人が災害時における娯楽の必要性を認め、希望する娯楽のジャンルについては、音楽(64.6%)やお笑い(51%)のライブ、映画(43.2%)、芸能人や著名人の来訪・慰問(41.5%)が上位となりました。
災害時における報道やSNSのデマについては、全体の9.4%が「だまされたことがある」と回答。年代別で見ると20代が14.5%、30代が13%と平均よりも高い数値を示しており、若い世代ほどデマに惑わされた経験があるという傾向が見られます。また、「デマについてどう思うか」という質問の回答では、「発信者を特定して積極的に取り締まるべきだと思う」(67.3%)と、「デマは困るが混乱するのはしかたがないと思う」(26.1%)が主となっています。
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「被災地支援をしたいと思うか」との質問では、全体の56.8%が「思う」と回答。実際に支援をした人は744人で、方法は65.7%が「募金」、12%が「救援物資の送付」とのことでした。
(沓澤真二)
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