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「漫画が売れないなら、漫画以外で稼げばいいのだ!」――漫画家が株の世界へ挑んだ結果が涙なしには読めない

ああ……。

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 「漫画が売れないなら、漫画以外で稼げばいいのだ!」と、将来に不安を感じた漫画家が株式投資に挑戦した経緯を漫画にしました。果たしてその結果は……。

漫画家にも多様な立ち回りが求められる時代

 投稿主の矢寺圭太(@yaterakeita)さんは、5月ごろに『おにでか!』の約2年半に渡る連載を終了。単行本最終巻の発売がなかなか決まらないこともあり、「もう漫画では食えんのか……?」と落ち込んでいました。

 SNSでのPRや自費出版、就職しての兼業といった選択も考えますが、どれも簡単に成功することではありません。ならば副業で稼ごう、稼いだお金で趣味全開の漫画を細々と描こうと、一念発起して投資用の口座を開くのでした。投資のほうがよっぽど大変そうですが……。

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 一攫千金をもくろむ矢寺さんに、友人は「お前……どうなっても知らんぞ……」「いいから漫画描け」と忠告。それでも矢寺さんは、「俺カードゲームとかうまいから、きっと株もうまいはず」と言いながらチャートへ張り付きます。そんな根拠で大丈夫か。

リプライには「値動きが派手な銘柄が多いですね」と、上のコマに書かれた証券コードを見ての鋭い指摘がありました。ああ……

 そして時は流れ、夏が過ぎて秋へ。矢寺さんがどうなったかというと……連載中に貯めた資金のほぼ全て、200万円を失っていました。あまりにも唐突で悲惨な結末に、かける言葉が見つからない……。

 漫画へのリプライには無謀さへの苦言もありましたが、「とりあえず飲みにいこうぜ!」「好きな漫画家さんの廃業は見たくないから、宣伝を全力でお手伝いします」など、励ましの声も多数ありました。「今回の出来事を詳細なエッセイ漫画にしたら面白いはず」といった提案も寄せられています。

 その後、矢寺さんは「また漫画でがんばります」と宣言。9月21日発売の『ヤングガンガン』19号に、読み切り作品『朱雀院つばめは今日も耐えてる』を寄稿しています。またここから立ち上がってほしい……っ!

「また漫画に“信用全力取引”でがんばります」……株のことは忘れましょ?

作品提供:矢寺圭太(@yaterakeita)さん

(沓澤真二)

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