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「匠の技に脱帽」「お見事」 西日本豪雨で被災し真っ赤に錆びた刀、職人たちの連係プレーでピカピカに復元
3カ月にも及ぶ修復作業でピカピカの切っ先を取り戻しました。
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西日本豪雨で被災し真っ赤に錆びた刀が、刀職人たちの手によってピカピカに復元され、大きな話題を呼んでいます。
職人の技でよみがえった刀
「真っ赤に錆びてても、まだ間に合います」とのメッセージとともに刀鍛冶の安藤広康(@AndoYusuke819)さんがTwitterへ投稿したのは、刀身が錆び切った一振の刀。西日本豪雨で被災したため深刻なダメージを負った状態で、日本美術刀剣保存協会岡山県支部を介して安藤さんの元へ相談がきました。
その後白銀師、鞘師、研ぎ師と安藤さんが声を掛けた複数の職人が復元に携わり、丁寧に錆びを落とすなどしていった末、約3カ月で見事復元に成功。赤く錆び切っていた刀の面影もないほど、ピカピカの刀身と鋭い切れ味を取り戻しました。
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安藤さんはこのビフォーアフターの画像を添えて「この輪を皆さんの手で拡げってやって下さい」と同様の被害を受けた刀を持っている場合は刀職に相談するよう呼びかけ、2万件以上の“いいね”を獲得。「す、すごい。復活した!」「お見事です」「匠の技に脱帽です!!」といった称賛を集めているほか、被災者以外からも所有している刀の手入れについての相談が寄せられるなどしています。
なおねとらぼ編集部の取材に対し安藤さんは「完全に錆が取れるか心配でしたが、きれいに取れて良かったですよ」と安どのコメント。今後も匠たちの技によって一振でも多くの刀が輝きを取り戻すと良いですね。
(Kikka)
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