ニュース
焼いた「銅」の酸化膜による美しい色変化に反響 「知らなかった」「こんなに綺麗なのか」
銅のイメージが変わりそう。
advertisement
色の変化が美しい焼いた「銅」を並べた写真がTwitterで話題になっています。こんなに奇麗に変わるものなのか。
これは美しい……
200度程度のホットプレートを使って数分焼いたとのことですが、淡い橙色から赤みのある橙色、さらにどんどん赤みが濃くなるような色の変化が見られ、そのうち1つはなんと銀色に変わっています。投稿したゆ(@yu_tkb)さんも「銅が銀色になるの知らんかった」とツイートしているように、見事までの変化ぶりに驚かされます。並べた見た目が銅だけとは思えない美しさ……。
この銅板の色の変化は、加熱したことでできた酸化膜(酸化銅の被膜)によるもので、その膜の厚さに応じて色調が変化。これはシャボン玉が厚みによって表面が虹色に変化していくのと同じ現象で、今回の銅では焼く温度や時間によって色変化が現れているようです。
advertisement
コメントでは、銅の色変化について知っていたユーザーからも「変化が面白い」「こんなに綺麗なんだ」と驚く声が寄せられ、ホットプレートでできるということもあって「やってみたい」という声も。またなんとなくその見た目から「美味しそう」といった声も上がっています。
ちなみにゆさんが紹介しているように、銅の酸化膜と色の関係については、宮城県仙台第三高校の自然科学部化学班による「銅箔の色調変化の研究」(高校生向けサイト「みらいぶ」記事)がわかりやすくて参考になります。
詳しい内容はこちらをチェック
画像提供:@yu_tkbさん
関連記事
ローポリCGっぽい見た目がかっこいい 100年かけて酸化させていくフル銅カウルバイク「サモトラシア」が美しい
100年後が楽しみ。【マンガ】小学生でも分かる「炭酸飲料にはアルミ缶が使われやすい理由」
反対に、ジュースやお茶はスチール缶が多いとか。なんだこれ! アルミと水銀を混ぜると塔やおばけのような物体がにょきにょき生えてくる
水銀は猛毒だから、絶対にマネしないでね。アルミホイル丸めて叩いても「鉄球」にはならないでしょ?→「いや、なるかも」という話
目指すところは宇宙なのかもしれない。日本にもあった心持っていかれる「波紋音」という打楽器の音色が摩訶不思議で癒され度高い
ハンドメイドのため同じ物がなく製作に時間がかかる。牛乳の味はなぜ違う? 成分表示で見る、好みの牛乳を選ぶためのチェックポイント
スーパーで売っている牛乳。それぞれに味やコク、後味、匂いなどに違いがあります。この違い、果たして何が理由なのでしょうか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.