2019年GWのアンケート調査で33%が「10連休以上」取ると回答 過ごし方は「家でゆっくり」が最多
長期連休による混雑を予想する声も。
総合旅行サイトを運営するエアトリは、10連休になる見込みの2019年のゴールデンウイーク(GW)に関するアンケート調査を10月30日~11月4日の期間にネット上で実施。実際に何連休を取るか、休みをどう過ごしたいかなど、10代~70代の男女1117人から得た回答結果を発表しました。
皇太子さまが即位される2019年5月1日を祝日とする法案が11月13日に閣議決定し、今国会での成立を目指す方針が明らかになっています。成立した場合、祝日に挟まれた平日は休日となるため、2019年のGWは4月27日から5月6日までの10連休となります(関連記事)。
今回の「2019年GW」のアンケート結果では、88.1%と多くの人が10連休になる見込みであることを知っており、また就業中の人に対し何連休を取ろうと思うか聞いたところ、33%が「10連休以上」と回答。ちなみに2018年に取ったGWの連休については「5~6連休」が33%と一番多く、「10連休以上」は6%であることから、実際に連休が2018年より長期になる人は増えそうです。
その長期連休をどのように活用したいか(複数回答可)については、「自宅でゆっくり休む」が61%と最も多い結果に。2位の「海外旅行」(43%)と3位の「国内旅行、帰省」(36%)も少なくはないですが、「自宅でゆっくり」と併せて回答する人も多く、レジャーと休養をバランス良くとりたい人が多数のようです。なお、自宅で過ごす理由として、混雑や費用の高騰が予想されるためという回答が多かったようでした。
また18.6%の人が「最大10連休の発表を聞き、旅行に行こうと思っている」と回答するなど、10連休が旅行の需要喚起につながっていることが伺えますが、同時に同連休について「あまりうれしくない・全くうれしくない」と感じる人が全体の4分の1(22.4%)いることも明らかに。うれしくない人の意見としては、サービス業のため無関係といった人の声から、海外旅行者がこの時期に集中しそうで逆に控えたくなるといった声がみられました。
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