「モフモフだからどうでもいいかも」 巨大インコと暮らす女の子の漫画がなんだかうらやましい
一緒に暮らす女の子とのやりとりがかわいいです。
ちょっぴり変わった動物たちと、それを受け入れちゃう女の子のモフモフライフを描いたWeb漫画『けもらいふ』の単行本が、11月22日に講談社から発売されます。
『けもらいふ』に登場する動物は、ちょっと不思議なキャラばかり。古川詩(うた)ちゃんと暮らすセキセイインコのピーちゃんは詩ちゃんより大きい体をしています。
詩ちゃんの家の庭に迷い込んたピーちゃんは、保護された年の春から夏にかけて急に大きくなったとか。詩ちゃんも「うちのピーちゃん、ちょっとでかいかも」と思いながら、「モフモフだからどうでもいいかも」と受け入れてしまいます。
近所に住むオカメちゃんもピーちゃんと同じくらいのサイズ。体が大きいと声も低くなるのか、詩ちゃんの左右から重低音の鳴き声が響きます。ピーちゃんとオカメちゃんに挟まれて強制的にお散歩に連れていかれる詩ちゃん。どこへ行くのか気になります。
シマエナガさんと見比べて「やっぱりピーちゃんはでっかいかも」と思う詩ちゃん。ピーちゃんはさりげなく詩ちゃんから離れていき、遠近法を駆使して大きすぎないことをアピールします。
ピーちゃんは体が大きくて声が低め。でも、詩ちゃんのことをいやしてくれる優しいインコさんです。ピーちゃんとの暮らしにほとんど不満はありませんが、夏の太陽の下でモフモフしてくるのは勘弁してほしいと思う詩ちゃんなのでした。
他にも、柴犬のペスが頭上にいることに気付かずに暮らしている女の子や、いつも頭にハリネズミが刺さっている女の子、無限に増殖するヒヨコと暮らしている女の子などが登場。ほのぼのとして時々シュールなモフモフライフを見せてくれます。
作者は漫画家の雪本愁二さん(@yukimotosyuji)。コミック版『けもらいふ』は全96ページで価格は1000円(税別)です。
『けもらいふ』(C)雪本愁二/講談社
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