地球最後の日に好きなあの娘に告白したら…… 斜め上だけどうるっとする漫画に「大好き」「脳が尊さで滅亡」(1/2 ページ)
予想外なドキッと展開から涙のラストへ……。
超巨大隕石によって突然訪れた地球最後の日、ガリ勉だった男子が好きな女の子に告白する漫画が怒濤(どとう)の勢いと尊さで人気を集めています。あれ、清楚な思い人の様子が……?
登校中に隕石のニュースを聞いた男子・田中は、みんなの憧れである黒羽さんに告白しようと急いで学校に向かいます。しかし校庭に着くと、そこには右手が人間の手ではなくなった彼女と、その周りにバタバタと倒れている男子たちの姿が(!)。ヒロインの笑みがもはやホラー。
実は彼女は人間ではなく、強大な力を持つ魔族。倒れている男子たちは、地球滅亡だと知ると同時に黒羽さんに襲いかかったため、本性を現した彼女にやられたのでした。その光景を前に震える田中を見て、禍々しい姿にビビっているのだろうと思っていると、彼は「好きだ!黒羽さん!!」といきなりのアツい告白。恐怖がない、だと……!?
「怖いさ!想いを伝えられないことが!」と言う彼は、黒羽さんが禍々しい尻尾が生える第2形態、ツノと羽が生えて片目が変わる第3形態になっても変わらず「好きだ!黒羽さん!!」のまま。むしろ「ツノっ娘だぁあああああっ!」と興奮さえするという、謎のハイテンションに。それにより、だんだんと人間から離れていく黒羽さんが、だんだんと本気で照れていくという、かわいいことになっています。
山を撃ち抜く「こっこの姿が可愛いわけないだろ!ばか!」の一撃がいろんな意味で強すぎた。
そして最終形態では「いやむしろ今までで一番可愛いよ!!」と訴えかけ、これまでの想いを正面からぶつけて告白する田中。すると涙を流す彼女は、うれしそうに「あなたのことは守りたくなっちゃった」と笑いかけ、隕石に向かって超速度で向かい――その日、世界は終わりませんでした。ついに想いが届いたと思ったら……くろばねさぁあああああんっ!!
漫画家のマツモトケンゴ(@mangadaisuki15)さんがTwitterに投稿した同作には「大好き」「俺の脳が尊さで滅亡した」と多くの声が寄せられ話題に。ちなみにこの『地球最後の日に告白する話』は全28ページで、思わずうるっとするエピローグも用意されています。“地球最後ではない日”に告白するのは……?
マツモトケンゴさんが「水曜日のシリウス」(ニコニコ静画)で連載する『今まで一度も女扱いされたことがない女騎士を女扱いする漫画』は、タイトル通り強い女騎士にアタックするお話で、今回の漫画が好きな人ならグッとくる展開が詰まっています。2019年1月9日にはついに単行本第1巻が発売されるので、気になった方はチェックするのがオススメです。
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