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こうして「平成最後のコミケ」は始まった 知られざる舞台裏「コミケ0日目(設営日)」に密着してみた(3/5 ページ)
コミケ前日に何が行われているか、見て来ました。
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12時、ホールの設営開始
12時からはホールに机と椅子を並べる「設営」作業がはじまる。11時半ごろから作業の説明などが行われ、それぞれ自分の持ち場を選んで向かう。「測量」も「設営」も、始まる前に30分くらいかけてしっかり説明してくれるので初参加でも安心なのではないだろうか。
ちなみに設営マニュアルも絵師さんが担当しており、マンガになっているぞ。今回の担当はレフトハンド(@lefthand12456)さん。
トラックから次々と机が降ろされていく。
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降ろされた机は、テープを目印に次々と並べられていく。翌日に参加するサークルは約1万1800サークル。今日並べるのは約6000卓ぐらいの机。パイプ椅子は約2万4000個も振り分けなければならない。
机が並べられるといつも見るコミケっぽさが出てくる。
こちらはいわゆる「壁サー」に机を並べているところ。壁サークルとは会場の壁側に配置されるサークルのことであり、知名度があり混雑が予想される超大手サークルが多い。
後々椅子を並べた後に壁サー側から「王の視点」を体験しておいた。見てみたかったんだ……これが神絵師が見る景色かー!
机を並べ終えると次は椅子。椅子もトラックから降ろされ、次々と運ばれていく。
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ゴミ袋で見かけたこういう細かい遊び心がコミケっぽい。
また、場所の案内(ブロックポップ)を貼りつけていく役割の人もいる。コミケというイベントは本当にいろんな人の協力で成立しているんだな……。
設営の終了は14時で、14時からは設営反省会が行われた。設営の協力者たちは反省会の後、自宅や会場近くに取った宿に帰っていくのだ。
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