正体不明の「なにかふしぎなもの」がハードオフで販売→Twitterで情報集まり正体が判明
店員も何なのか分からないジャンク品が、識者の情報で正体判明。その後、正体不明のまま売れてしまったそうです。
ハードオフで値札に「品名:なにかふしぎなもの」と書かれたジャンク品が売られていた――そんな報告が、Twitterをざわつかせました。「トランス(変圧器)的な見た目をしていますがハードオフマンには正体が分からない」と、店員すら把握できないまま売っている……いったい何なんだ?
この正体不明の物体は、Twitterユーザーのにゃんこ(@nyanko_miyabi)さんが、ハードオフ八王子大和田店で見つけた機械。キューブ状の筐体に、ダイヤルやカラフルな突起、コタツを思わせる被覆コードがついています。ほかに分かるのはナショナル(現パナソニック)製であることだけと、情報がなさすぎる。
これをにゃんこさんがツイートで紹介すると、「コードからして、コタツの部品かな?」「店員の見立て通り変圧器では」「グリッドマン呼び出せそう」などと、さまざまな推測が寄せられました。そんな中、「鉄道模型用の古い電源(パワーユニット)」「同様の品を持っています」との有力な情報が。電気を線路に流し、車両を走らせるために使うものと判明しました。
「分かる人に簡単につながるのだからTwitterってすごい」「ハードオフマンでさえ暴けなかった正体を、リプライでサラッと教えてくれるのか」と、ユーザーを驚かせたこの一件。にゃんこさんに話を聞いたところ、「わけの分からないものを購入する気にはならなかったのでスルーしましたが、予想以上にTwitterで拡散されたので、あとで誰かが買ったかもしれませんね」とのことでした。
そこでハードオフの店舗に問い合わせたところ(1月8日朝の時点)、「もう店頭にないです。おそらく売れてしまったのだと思います。商品の詳細については分かりません」と回答しました。購入者が「ふしぎなもの」の正体を知っていて買ったのかが気になるところです。
画像提供:にゃんこ(@nyanko_miyabi)さん
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