「新年早々トイレに5時間閉じこめられた」 体験談つづった漫画が泣けて役に立つ
新春早々の悲劇から学ぶ。
「閉じ込められる」というのはそれだけで恐ろしいものですが、さらに助けが呼べない状況となれば考えただけで身震いしてしまいます。誰もいない家のトイレで閉じ込められた経験を描いた漫画が投稿され、新年早々Twitterユーザーの涙を誘っています。
実家に帰省していた漫画家の細川真義(@SHINGIo82)さん。昼食は家族みんなで外食することになったのですが、細川さんはおなかの調子が悪かったため、ひとり家に残ることにしたのだそうです。家族が出かけ、細川さんはトイレへ。そして、出ようとしたところドアが開かない……。家族が出かけた矢先に冬のトイレに閉じ込められてしまったのです!
実家なのでいつかは誰かが返って来るし、窓もあるので万が一の時は助けも呼べる……でも、ひとり暮らしで窓も無かったらと考えるとゾッとしたといいます。
最初の1時間くらいは新春早々トイレに閉じ込められた状況に笑っていられましたが、2時間が経過したあたりから泣けてきて、3時間も経過するとトイレクリーナーでトイレの掃除を開始したそうです。気持ちが分かるような分からないような……!
外も暗くなり寒さが増してきて、トイレの暖房便座で暖を取れることに気がついた頃に、やっと家族が帰ってきます。家族に業者を呼んでもらい、その到着まで窓から飲み物、携帯、お菓子、ペンタブなどを差し入れしてもらいます。トイレ内の環境がすっかり整ったことで「もはや救出された時が恥ずかしい」と細川さん。
待つこと30分ほどで業者が到着し、苦戦しつつも、ついにドアが開け放たれます。実に5時間にも及んだトイレ生活の経験から細川さんは、家で1人でいる時はトイレには携帯を持って入るか、ドアを完全に閉めないことを勧めています。
Twittter上の反応を見ていると、閉じ込められた経験がある人も少なくないようです。漫画を読んだ読者からは自らの体験談や、自分はこんな対策をしたといったコメントが届いています。ドアは閉めない、ドライバーを常備するなど、閉じ込められない工夫をしつつ、万が一閉じ込められても助けを呼べるようにしておきたいものですね。
作者の細川さんは、2016年~17年に『月刊ビッグガンガン』で『新 闇狩人』を連載(全3巻)。現在、「闇狩人シリーズ」の新作『闇狩人Δデルタ』をホーム社コミックZで連載中です。
画像提供:細川真義(@SHINGIo82)さん
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