こいつぁタダの高級車じゃない レクサス、ガツンと過激な骨太クーペ「RC F」デトロイトショーで初公開(1/2 ページ)
5リッターV8エンジン+リアウイングが過激っ。
トヨタ自動車/レクサスは、プレミアムスポーツカー「RC F」のマイナーチェンジ版を米国で開催されたデトロイトモーターショーで初公開しました。日本では2019年5月に発売予定です。
レクサスRC(関連記事)は、レクサスの最上級クーペ「LC」(関連記事)に次ぐクーペスタイルの車種。上質さと走行性能を高めたスポーツモデルとしての性格を併せ持ちます。
RC Fは、スポーツセダン「IS F」「GS F」などと同様に、“公道からサーキットまでシームレスに走りを楽しめる”をテーマに標準モデルよりも走行性能を高めた「F」シリーズの1つ。さらなる性能やサーキット走行にも対応するハイパワーを望む層に向けた高性能版です。同車種をベースとしたレースマシン「RC F GT3」はSUPER GTやデイトナ24時間レースなどにも参戦しています。
今回のマイナーチェンジでは、前モデル比で約20キロの軽量化や空力性能の向上を図りました。もちろんFシリーズの特徴である大排気量の自然吸気エンジンも継承しています。新しいRC Fは5リッターV8の「2UR-GSE」型エンジンを搭載し、最大で472馬力もの強烈なパワーを発生します。
併せて、サーキット走行性能を高めた過激モデル「Performance package」も用意します。Performance packageは、ど目立ちする専用カーボンリヤウイングと、軽く高剛性のCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics:炭素繊維強化プラスチック)素材を用いたエンジンフード、ルーフ、フロントスポイラーを装着し、さらに“速そう”なスタイルを実現します。
価格は2019年1月時点では未定。参考までに現行RC Fの日本市場向け価格は標準モデルで984万4000円から、ボンネットなどにカーボン素材を採用した“Carbon Exterior package”は1054万4000円なので、新型も同等かそれ以上になると予想されます。
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北米レクサスさん、何かスゴい。
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