Switch「Fit Boxing(フィットボクシング)」が異例の“ジワ売れ”、「想像以上にキッツイ」と人気広がる(1/2 ページ)
「早見沙織さんや中村悠一さんに鍛えてもらえる」という動機で購入する人も。発売元のイマジニアに取材しました。
Nintendo Switch用のエクササイズゲーム「Fit Boxing」が、発売以降じわじわと売上を伸ばしています。Twitter上では「めちゃくちゃ楽しい」「インストラクターの声優がやたら豪華」といった感想のほか、「想像以上にキッツイ」「最初のトレーニングやっただけで既に膝と肩が痛い」などの声も。一体何がSwitchユーザーに受けているのか、発売元のイマジニアに取材しました。
年明け以降もツイート数は増加 「筋肉痛」「しんどい」などの声も
「Fit Boxing」は、2本のJoy-Conを両手に握って遊ぶボクシング+エクササイズゲーム。音楽に合わせてジャブやストレート、フックなどを繰り出し、次々指示されるトレーニングメニューをこなしていきます。インストラクター役の声優が、早見沙織さん、中村悠一さん、上坂すみれさん、小清水亜美さん、田中敦子さん、大塚明夫さん――と非常に豪華なことでも話題になっているようです。
発売されたのは12月20日。発売初週は2500本ほどのゆっくりとしたスタートでしたが、「楽しい」「声優が豪華」などネットで口コミが広がり、2週目、3週目も初週を上回るペースで販売。通常ゲームソフトは発売初週でほぼ売上が決まるとされており、2週目、3週目で売上が伸びるというのはかなり珍しいケースと言えます。
Twitter分析ツール「Social Insight」を使って、Twitterでの反応を調べてみました。
Twitterでの反応は?
Twitter上での反応を見ると、12月28日、1月7日、1月10日にそれぞれ大きな盛り上がりがあり、その後もじわじわとツイート数が伸びていることが分かります。
また、RTを除いた純粋なツイート数のみを見ると、年明け以降はほぼずっと右肩上がりに。じわじわと話題が広がってきていることがうかがえます。
代表的なツイート
特に話題になったのは、1月6日に「やしろ醤油」さんが投稿した動画。中村悠一さん声のインストラクターが応援してくれる映像に「楽しそう」「めっちゃ筋肉痛になりそう」などの反応が寄せられました。
主な共起ワード「楽しい」「痛い」「筋肉痛」
一緒につぶやかれた言葉(共起ワード)も、「楽しい」「欲しい」など、ほぼポジティブ一色。また「痛い」「筋肉痛」「しんどい」など、思った以上にキツい、筋肉痛で体が痛いといった感想も目立っていました。
果たしてこうした反応は想定通りだったのか、発売元のイマジニアに聞いてみました。
実はSwitchになかった「エクササイズ系ゲーム」
―― 発売から約1カ月がたちましたが、売れ行きはいかがですか。
おかげさまでご好評をいただいております。発売後から徐々に販売数が伸びていて、年末年始の商戦期を過ぎた今も、安定したセールスが続いています。
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