ニュース
ヴォイニッチ文字の等幅フリーフォント公開 解読不能の奇書のほとんどを再現できる
商用利用可能です。
advertisement
ヴォイニッチ文字のフリーフォントが公開されました。これで解読不能な手紙が書けるぞー!
フリーフォント「ヴォイニッチ等幅」を公開しました
ヴォイニッチ手稿とは、1912年にイタリアで発見された著者不明の古文書のこと。その内容は多数の奇妙な絵と解読不能な文字のみで構成されていることから、「何が書かれているのか分からない謎の奇書」として知られています。
今回公開されたヴォイニッチ等幅フォントは、横棒でつながった表記も含め、バランスよく再現できます。ヴォイニッチ手稿の原文のほとんどを表記できるそうです。
advertisement
アルファベットの割り当てはヴォイニッチ手稿についてまとめたサイト「The Voynich Manuscript」で利用されているフォント「EVA hand1」に準拠しています。
マンガで謎の文字を必要とするときにも便利とのこと。
フォントを制作したのは戸塚こだま(@tsukatan)さん。もともとヴォイニッチ文字を使ったパズルゲームを制作しようしていましたが、ヴォイニッチ文字を使った単語帳がなく断念。フォントの公開に踏み切ったそうです。
フォントは、戸塚こだまさんのサイト内のフリーフォント「ヴォイニッチ等幅」からダウンロードできます。商用利用可能ですが、2次配布は加工した場合も含めて不可、利用による損害の責任は負わないなどの条件があります。
画像提供:戸塚こだま(@tsukatan)さん
(高橋ホイコ)
advertisement
関連記事
Adobeの公式「フォント警察」アプリがすごいと話題 カメラで読み取ったフォントを瞬時に判別
読み取った画像からブラシやシェイプ、色を作ることも可能。日本語のフリーフォントをまとめて試せる神サイト「ためしがき」爆誕 フォント遊びが捗りそう
コミケに向けて表紙やポップに使いたくなる~!「わーい!」と打つとかわいい書体で表示 大日本印刷が文に込められた感情をフォントで表現する技術を開発
チャットツールに導入されたら、相手の意図が分かりやすくなるはず。あの「日本人にだけ読めないフォント」がまさかの検定に クイズアプリ「あの日見たフォントを僕達はまだ読めない。」登場
やっぱり読めないいいいいい!ゲーム制作で12書体が年額4800円で使える インディー&同人ゲーム開発向けのフォントサービス「mojimo-game」登場
ゲームエンジンへの組み込みや宣伝も使用OK。ゲームクリエイターには良心的すぎる……!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.