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デザート飲料「ドロリッチ」が3月で生産終了 新食感の飲むスイーツとして2009年にブーム
競合商品の登場などで、売上の低迷が続いていました。
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江崎グリコはデザート飲料「ドロリッチ」の生産を3月をもって終了します。同社コーポレートコミュニケーション部によると、競合商品の登場や市場環境の変化に伴い、売上が目標に達しない状況が続いたためとしています。
ドロリッチは2007年10月に発売された、カフェゼリーとクリームを混ぜた食感が特徴の飲料。販売エリアを九州地区から徐々に広げ、2009年には新食感や腹持ちの良さからTwitteの口コミで大ブームとなり、当時まだ見掛けなかった“デザート飲料”の先駆けとして市場を席巻しました。
在庫も含め、2019年3月出荷分で販売終了になる見込み。江崎グリコでは2010年から生産拠点の整理・再配置に注力しており、2018年10月にはドロリッチを生産していた子会社の広島グリコ乳業(広島市)を解散、商品の生産を他工場へ移行していました。2018年10月には「ガム市場が縮小傾向であり、会社としての事業選択の一環」との理由で、ロングセラーのガム「キスミント」の販売を終了しています。
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