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お値段たったの6700万円!! 空飛ぶクルマ「PAL-V パイオニアエディション」ついに発売へ、ジュネーブで公開(1/2 ページ)

まさに先駆者となる特別なオーナー向けの仕様。

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 オランダのパルヴィインターナショナルが、ジュネーブ国際モーターショー2019で空飛ぶクルマの量産初期特別モデル「PAL-V Liberty パイオニアエディション」を公開しました。最初にデリバリーする特別な顧客に向けた限定仕様で、価格は59万9000ドル(約6700万円)です。


PAL-V Liberty パイオニアエディション(写真:パルヴィインターナショナル、以下同)

 PAL-Vは2004年に開発が始まった「ヘリコプターへの変形機構」を備えた陸空両用の乗り物。2012年には試作機による初飛行に成功(関連記事)し、2017年2月に市販モデルの「PAL-V Liberty」を一部で受注開始。2018年のジュネーブ国際モーターショーで量産モデル「PAL-V Liberty」を一般公開しました(関連記事)

 PAL-Vの通常モデルは39万9000ドル(約4453万円)です。決して安くはありませんが、PAL-Vの画期的なコンセプトに対して、世に出ているスーパーカーの価格と同程度ですし、個人向けヘリコプターやジェット機の価格(関連記事)を考えると富豪さん、ビジネスエリートさんとしてはどうでしょう。多分、お安いモンなのではないでしょうか。

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折りたたみ式の回転翼を搭載する3輪自動車

 2019年のジュネーブショーで公開したパイオニアエディションの実車は、かなり具体的ですぐ引き渡せるくらいと思えるほどの完成度になっていました。鮮やかなオレンジ色の車体に、カーボンパーツやレザーインテリアを装備した90台限定のフルオプション仕様です。

 地上と空を自由に行き来できる、まさに未来の乗り物。所有までは難しいかもしれませんが、どんな気分になるのか、一度乗ってみたいですね。


コクピットは……普通車っぽい(?)。ヘリコプター寄り?
PAL-V Flying Car, World's First Flying Car Production Model(YouTube/PAL- V)
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