コラム
【マンガ】虫を意味する「バグ」が「プログラムの誤り」になった理由
実は、コンピュータが生まれる前からあった言葉。
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英語の「bug(バグ)」は「虫、昆虫」などを意味する言葉ですが、コンピュータの世界では「プログラムに含まれる誤り」としておなじみ。
どうして、全く別の意味を持つ語として定着したのでしょうか。今回は「バグ」の語源をご紹介します。
解説
バグに関するエピソードで有名なのは「1947年、米国で“世界初のバグ”が発見された」というもの。ある日、「マークII」というコンピュータが動かなくなり、エンジニアが調べたところ、内部に蛾(が)が入り込んでいたことが判明。除去後、日誌には「実際のバグが発見された初めての事例」として記録されたといいます。
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しかし、バグという言葉自体はもっと以前からあり、かつては「見つけるのが難しい電気機器の物理的な欠陥」という意味で使われていたのだとか。
一説によると、この語を最初に使った人物は、米国の発明家・エジソン。同氏のノートや手紙に書かれているほか、当時は変わった言葉だったのか、ある新聞記者は記事内で「エジソン氏のいうバグは『姿は見えないが、あらゆるトラブルを引き起こす想像上の虫』を暗示する表現」という風に解説していたといいます。
主要参考文献
- Grace under pressure(Smithsonian Institution)
- Did You Know? Edison Coined the Term “Bug”(IEEE)
おまけマンガ
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