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お付き合い残業、無茶振り、板挟み……帰りたい人たちを描く漫画『僕たちはもう帰りたい』(1/2 ページ)
もう帰りたい。
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無意味なお付き合い残業に上司の無茶振り……仕事でさまざまな問題を抱え「帰りたい」と思う人たちを描いた漫画『僕たちはもう帰りたい』(税込1296円)が発売されました。著者はTwitterで人気の漫画家、さわぐちけいすけ(@tricolorebicol1)さん。
さまざまな事情で「もう帰りたい」と願う、年齢も、性別も、立場も全く異なる人々の短編を集めた1冊。皆、不思議なママさんのいる風変わりなスナックと出会うことで、前向きな一歩を踏み出していきます。
例えば第1章は、「お付き合い残業」がつらい会社員の火野さんが主人公。効率よく仕事をこなしていつも定時で帰る火野さんですが、先輩からは「アイツはすぐ帰る」と嫌な顔でうわさされています。仕事は終わっているのに周囲の目を気にしなければならない状況に「会社に行く前から既に帰りたい」状態。
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そんな中、火野さんが偶然見つけたのが、「もう帰りたい」という名前のスナック。その出会いをきっかけに、帰りたくなくて残業しているのかと思っていた先輩たちもまた帰りたいのだと知り、問題を1つ解決できたのでした。
この他にも、社外のデザイナーと上司の間で板挟みになる人や、「残業減らせ」「成果を出せ」と上司に無茶振りされる人、紙文化や朝礼など非効率的な会社に憤る人、家事と仕事の両立に疲れた人など、さまざまな人の「もう帰りたい」物語が描かれています。
「一見、ふざけたタイトルではありますが、この本が形だけの働き方改革に疑問符を投げかける一因になるよう、心から願っています」(ライツ社、大塚啓志郎さん)
『僕たちはもう帰りたい』第1章試し読み
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