「女子がハンカチ貸してくれて……まあ無視したんですけど」 恋愛フラグを全部へし折る非モテ実録漫画に読者総ツッコミ(1/2 ページ)
さまざまな可能性を考慮した結果の論理的行動(?)。
漫画化の横田卓馬さん(@kyooteta)が公開した、『お色気漫画の打ち合わせしてたら、なぜか作者の非モテ話になってた話』のツッコミどころが大変明確で人気となっています。なぜ非モテ行動に出てしまったのか、理由を聞けば納得できる……かなぁ?
ある日、青年誌でショート漫画の依頼が依頼が来たため、編集部の人と打ち合わせに来た横田さん。そこでお色気漫画を依頼されたものの、書いたことがないので気が進みません。編集部の人から提案される内容も「ノーパンで自転車ニケツする女の子」とかなものでさらに気が進みません。
もっと自分の実体験に近いような内容の方がいいと提案しつつも、お色気体験なんてしたことがない……と頭を抱える横田さん。そこで編集の人から「ちょっとしたことでもいいから女の子にキュンと来た体験を」ということで過去の実体験を語り始めるのですが、ここから衝撃の非モテ話が始まるのでした。
高校の時、自転車で下校をしていた横田さん。すると知り合いの女子がとてもかわいらしい笑顔で「横田くんバイバーイ」と手を振ってくれたそうです。編集の人も「本当にちょっとしたことですね、でもまあそういうのどんどん出していきましょう」とノッてきました。
しかしその後に続いた横田さんの言葉は、「まあ僕それ無視したんですけど」。編集さん、「なんでですか!?」と絶叫! 自分に言っているかどうか微妙なラインだったためということですが、編集さんから「だからって無視しないでくださいよ!」とのお言葉が。
じゃあもう1つ過去の話を、ということで出てきたのが学生時代にファイトクラブ(プロレスごっこ)的なことが流行っていたときの話。試合後口を切ってしまった横田さんが水道手口元を洗っていると、女子が「大丈夫? これ使いなよ」とハンカチを差し出してくれたそうです。これはかなり良い感じ。
しかしその後に続いた横田さんの言葉は、「まあ無視したんですけど」。編集さん、「またかよ!!」と再度絶叫! 「血付いちゃうの悪いじゃないですか」とのことですが、編集さんからは「無視するほうが悪いですよ」とのお言葉が。
最後にはもう1つ、ゲームセンターでの非モテエピソードが出てくるのですが、こちらもなかなかにツッコミたくなる話なのでぜひ漫画を読んでみてください。
これらの話にリプライ欄などでは、「まぁ無視したんですけど。のくだりが面白すぎる」「ハンカチ借りなかった理由が優しい!」「非モテの鑑」「へし折られるフラグ」「チャンスを無視し続ける男」といった声が寄せられていました。
横田さんは現在、ヤングマガジンで『ダンゲロス1969』を、少年エースで『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』を連載中です。
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