「太刀石切丸」復元作の刀剣奉納プロジェクト 「刀剣乱舞」協力で盛り上がり わずか4時間弱で目標の1000万円到達
まさか4時間経たずに目標金額に到達するとは。
重要美術品「太刀 石切丸」の復元刀を御祭神に奉納する「創建2677年 石切劔箭神社 『刀剣奉納』プロジェクト」が、3月26日にクラウドファンディングサービス「BOOSTER」でスタートしました。人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」も協力していることもあって、開始4時間足らずで目標金額の1000万円に到達するなど、盛り上がりを見せています。
プロジェクトオーナーは東大阪市にある石切劔箭神社。「太刀 石切丸」は石切劔箭神社に所蔵されている重要美術品ですが、平安時代から現在に至るまで何度も研がれているために、作刀当時よりも小さくなっています。このプロジェクトでは、本来の姿で作刀された石切丸を奉納して、御祭神の佩刀(はいとう)とします。
復元刀の作刀には「太刀 石切丸」の一部を材料に使用するとのことで、石切丸の分身ともいえる復元刀がよみがえる、類を見ない取り組みです。作刀する奈良県無形文化財・無鑑査刀匠の河内國平氏も、今回の作刀は「これまでの刀鍛冶としての集大成」として、力を注いでいます。
このプロジェクトには「刀剣乱舞-ONLINE-」も協力していて、リターンには「刀剣男士 石切丸」や「こんのすけ」のグッズも特別返礼品として含まれています。3500円の支援でクリアファイルやポストカードのセット、その他アクリルキーホルダーや御朱印帳が用意されており、8万円の支援では「刀剣乱舞-ONLINE-」特別返礼品フルセットコースがもらえます。
審神者効果もあってか、26日14時に開始されたプロジェクトは、18時を前にして目標金額の1000万円に到達。20時を過ぎた頃には1600万円を超えるなど、まだまだ盛り上がりは続くものと見られます。募集は5月15日まで、目標金額到達以降も集まった金額がファンディングされます。どこまで伸びるのか、気になるところです。
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