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カクヨム、小説への広告掲載や販売システム検討 書き手が直接収入を得られる環境目指す

広告掲載は秋ごろを予定。投げ銭については、ユーザーの意見も求めつつ検討を進めるとのことです。

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 小説投稿サイト「カクヨム」が、「Web小説を書く人が直接収益を得られる環境作り」に取り組むと発表しました。書籍化とは別に、作者が作品から収益が得られる仕組みを目指します。

 収益化の方法は2案検討されており、1つは小説への広告掲載。小説の先頭や末尾など、なるべく読書のじゃまにならない箇所に広告を掲載し、その表示回数などに応じて作者に広告売上を渡す仕組みが想定されています。システムの開発は進行中で、提供開始は秋ごろを予定しています。

 もう1つの案は、読者が直接作者にお金を払う仕組み。作者が小説の一部を有料販売したり、読者からの金銭的支援が受け取れる機能などが検討されています。仕様はまだ固まっておらず、ユーザーに意見を求めつつ検討を進めるとのことです。

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作品管理画面に作者が銀行口座を登録したうえで、収益の確認等ができるシステムが想定されている

 単なる金銭の受け渡しでなく、作者と読者が一緒に盛り上がれる新たな交流の形にしたいともコメント。システムの基盤をしっかり作り、単体の機能追加で終わらない、10年後も続く環境作りに挑戦すると述べています。

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