年収1000万円プレイヤーに必要なのは「努力」……と、もう1つのぶっちゃけた答え
身も蓋もないような気がしますが、そうなのかも。
給与所得者のうち、年収1000万円を超えている人は6%程度とされています。そんな“1000万円プレイヤー”が新入社員の時は何を考えていたのか、人材サービスのパーソルグループのハイクラス人材向けサービス「iX」が調べています。
首都圏の1都3県に住む会社勤めの1000万円プレイヤー(1000万円~1100万円未満、30~50代)と平均年収層(400万円~500万円未満、20~40代)を対象に、2月にアンケート調査した結果をまとめました。
新入社員時の初任給(額面)を聞いたところ、1000万円プレイヤーは20万2393円、平均年収層は19万5936円と、大きな差はなかったということです。
初任給の使い道は「貯金」「親へのプレゼント」「交際・飲食費」が多かったといいますが、1000万円プレイヤーは「親へのプレゼント」(49.7%)、「交際・飲食費」(30.8%)と平均年収層より高く、平均年収層は「自分へのご褒美」(23.1%)が1000万円プレイヤーより高かったとのこと。また、親へのプレゼントでは、1000万円プレイヤーは服飾品など比較的長く使えるもの、平均年収層は食品やお酒など、すぐに消費されるものを選んだ傾向にあったといいます。
「新入社員時に1000万円プレイヤーを目指していた」という人は46.8%で、そうではなかったという人が53.2%と半数以上でした。
興味深いのは「年収1000万円以上になれた要因」で、1位は「自身の努力」(56.4%)でしたが、それに続いたのは「運」で、52.9%と半数を超えています。
「専門性」(30.0%)や「コミュニケーション力」(25.0%)よりも「運」のほうが大きいというこの結果、なんともいろいろなことを考えさせられます。
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