ニュース
アドビCC、最新2バージョン以外「非認定」に 「権利侵害の指摘を受けるおそれ」のため
突然の変更にユーザーからは不満も。
advertisement
アドビシステムズの「Creative Cloud」の各種アプリで、突然最新2バージョン以外が「非認定バージョン」になったとしてユーザーの間で困惑が広がっています。
同社は5月8日(米国時間)に、Creative CloudのPhotoshopやInDesignなどについて、最新2バージョンのみダウンロード提供する方針を明らかに。日本版のサイトでも、古いバージョンを認定外バージョンとして削除を推奨しています。
事前に通知なくこのような変更があったことで、ユーザーは混乱。CS6までの旧バージョンを使えることがメリットとしてうたわれていたこと、ユーザーによっては業務の都合で旧バージョンが必要になることなどから不満の声が上がっています。
advertisement
同社に突然の変更について理由を聞いたところ、一部のバージョンの中に第三者の権利侵害の指摘を受けるリスクがあることが分かったためと説明。これらバージョンの使用によって、同社のみならず、顧客が権利侵害で訴えられる可能性があるとしています。これにより、旧バージョンは非認定バージョンとして使わないよう呼びかけ。
急な変更となったのは「グローバルの方針」によるものであり、事前の連絡ができなかったことを同社は謝罪しています。ユーザーへは、カスタマーセンターで個別に対応しているとしています。
関連記事
Adobe、Shockwaveのサポート終了へ
Shockwave……お前もか……。Adobeの公式「フォント警察」アプリがすごいと話題 カメラで読み取ったフォントを瞬時に判別
読み取った画像からブラシやシェイプ、色を作ることも可能。「Flash終了」までの20年とはなんだったのか? ネット文化からアニメへ至るFlashの歴史を振り返る
「おもしろフラッシュ倉庫」とかいろいろあったなぁ(遠い目)。PSPの最終モデル「PSP-3000」の修理受付が終了へ
修理部品の在庫がなくなり次第終了となります。懐かしの音楽プレーヤー「Winamp」、公式サイトが突如復活 クラウドやストリーミングに対応の最新バージョンを2019年に提供
スキンに凝ったあのころが再び?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.