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空に浮かぶ怪しい光の正体は? はい/いいえ選ぶだけでわかるチェック表を天文台が公開

担当者いわく、自分で調べるうちに、天文や気象に興味を持ってくれるとうれしいとのことです。

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 空に怪しい光が見えたとき、その正体を調べる手がかりとなるチェック表を、福岡県八女市星野村の天文台「星の文化館」の公式Twitterが公開しました。

現状では一番右下の質問に選択肢が「はい」しかないといった不備も。担当者はまだ改良の余地があるとしています

 表ではフローチャート式で、「その日は昼か夕方だった?」「どんな色や形をしてた?」など、目撃した光に関する質問が配置。分岐をたどっていくと、「飛行機」や「金星や木星などの惑星」といった、正体と思われる事象に突き当たります。目撃したときの時刻や色や形、方角を記録しておくと、より正確に診断できるでしょう。

 なお、表に出てくる答えには、宇宙人や未確認飛行物体(UFO)にまつわる現象はありません。リプライでは、そのような可能性を無視して、現状の科学で説明可能なケースだけ載せているのはロマンがないといった指摘もあります。一方で「正体が分かるまでは、全てがUFO」との意見も人気を集めています。

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 チェック表の趣旨について星の文化館を取材したところ、「安易にUFOや宇宙人と判断して怖がる前に、自分で確かめてほしい」意図があったと説明します。一見すると正体不明の飛行物体でも、専門家が見れば一目で解決することは多いのだそうです。「正体を把握して安心してほしいし、調べるうちに天文や気象に興味を持って、『天文台や科学館に行こう』となってくれたら、もっとうれしいです」と担当者は語ります。

 なお、表に当てはまらない、UFOとおぼしき現象は見たことがないとのことでした。表の一部に選択肢が不足している点は把握しており、「これが完全なものだとも思っていません。紙面にも限りがありますし、文字で言い表せない部分もあります」とコメント。改良ができたらまた発表したいとのことでした。

星の文化館には、宿泊施設が併設。夜空が満喫できます
画像提供:星の文化館


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