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『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平が描くリアルで濃度の高い“女の都会暮らし” 衝撃読み切り『東京の女』、スピリッツで2号連続掲載

女1人、都会で生きることの難しさ。ラストに待ち受ける衝撃の運命とは――。

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 漫画『闇金ウシジマくん』シリーズで知られる漫画家・真鍋昌平さんが、5月20日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ 2019年25号』で読み切り漫画『東京の女(とうきょうのコ)』を発表しました。“女が東京で生きること”をリアルに描いた衝撃作となっています。

読み切り漫画『東京の女(とうきょうのコ)』
前編の掲載は『週刊ビッグコミックスピリッツ 2019年25号』

 主人公は「写真界の芥川賞」と呼ばれる「木村伊兵衛写真賞」の受賞を夢見ていたアラサー女子・結衣。物であふれかえったワンルームに、バランス釜タイプのお風呂が備えられた部屋で暮らしながら「(金があれば今の悶々は全部解決できる 金が欲しい)」と、鬱々とした日々を送っています。

物であふれかえった部屋で1人暮らしをする主人公・結衣

 そんな彼女の仕事は風俗嬢の宣材カメラマン。とはいえ、それだけでは暮らしていけず、副業としてスナックでも働く日々です。しかしそのスナックには、男性を掌で転がすように扱う年下のえりが働いており、えりが苦手な結衣は「あまり働きたくない」とこぼしますが、とある事情からスナックでの仕事を増やすはめに……。

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風俗嬢の宣材カメラマンとして働く結衣

 そんなある日、結衣が自宅へ戻ると元カレの晴人が自宅に。「もう別れたんだから……」と強引に求める晴人を拒絶しようとする結衣ですが、「勝手にやるから大丈夫」と聞く耳を持たない晴人。“都合のいい女”であることは理解しているのに、拒否しきれないというリアルなアラサー女子の葛藤が描かれています。

結衣の元カレ晴人、ふらりと結衣の家を訪ねてくる
晴人と結衣の関係はいかに……

 また5月27日発売号に掲載されている後編では、都会で暮らす人なら誰にでも突き刺さる言葉が詰め込まれているほか、男性をうまく手玉に取っているように見えたえりに壮絶な展開が待ち受けているなど、“先を読むのが怖くなるのに、なぜか読み進めたくなる”ような真鍋昌平ワールドが広がっているそうです。

 『闇金ウシジマくん』の完結からわずか2カ月余りで執筆されたという本作『東京の女(とうきょうのコ)』は、『週刊ビッグコミックスピリッツ』5月20日発売号と5月27日号、2号連続前後編で掲載されるほか、5月30日発売の『闇金ウシジマくん46集』の発売に合わせて発表される短編集『アガペー』にも収録されます。

(Kikka)

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