「あなたが落としたのは金の斧?」→「すいません、お怪我はないですか?」 紳士な木こりに女神が恋する漫画がかわいいと絶賛
女神を心配する木こりがイケメン過ぎる。
「あなたが落としたのは金の斧ですか? 銀の斧ですか?」という問いで人間性を試す女神の前に、今までにないタイプの男が現れた漫画「湖の女神は恋をする」が話題です。こういう男のことをイケメンと言うのか……!
事の起こりはいつもの通り。木こりが湖の中に斧を落としてしまい、湖の中から女神が現れてこう言います。「あなたが落としたのは、この金の斧? それとも銀の斧?」。ここで落とし主がすぐに斧の話を続けるのが定番の流れですが、今回は違いました。
「お住いの上から斧を放り込んでしまったんですよね? すいません、お怪我(けが)はないですか?」
なんと、今回の落とし主は自分の斧の所在よりも、何よりも先に女神に怪我がなかったか尋ねてきたではないですか! 自分の落ち度を認め、相手を心配する実直な男の態度に、女神は言葉を失ってしまいました。むしろ斧を使って相手の人間性を量ろうとしていた、自分のごう慢さを恥じました。
その日から木こりのことが気になって仕方ありません。ネイルをしていても、本を読んでいても木こりのことが頭から離れない。これはもうすっかり恋の熱病にかかってしまったとしか言いようがありません。
そこで女神は決めました。金の斧と銀の斧を持って、木こりの元へ弟子入りとは名ばかりの押しかけ女房になることを! その斧で木は切れないと思うけどね!
恋をしたら一直線な女神に対して、読者からは「女神かわいい」「女神の行動力に驚き」などのリプライの他にも「金と銀の斧を合わせて100kgは下らない重さを平気で持ち歩く女神」など、女神ゆえの人間離れした腕力に反応する声も届いています。
作者は『便利屋斎藤さん、異世界に行く』『ウォーハンマー(バーサスアース)』などを手がける漫画家の一智和智(@burningblossom)さん。5月25日には『剥かせて! 竜ケ崎さん』のコミックス第1巻が発売されています。
画像提供:一智和智(@burningblossom)さん
一智和智さんの書籍(Kindle Storeで配信中)
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