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ポケモン、イラスト138点を教育・保育用に無償配布 教材やおゆうぎ会に非営利・施設内ならOK

プリントにゼニガメをあしらったり、おゆうぎ会でピカチュウのお面を着けたり、いろんな場面でポケモンを!

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 株式会社ポケモンは、児童を対象に国内の教育・保育・公共・医療施設で無償で使用できるポケモンのイラスト素材138点を公式サイトで配布開始しました。非営利目的でのみ使用可能となり、教材や掲示物、おたよりの挿絵などに使えるさまざまなポケモンの画像が公開されています。

 公式サイト名は「ポケモンイラストラボ」。ポケモン単体のイラスト素材やぬりえ素材などを配布しており、「手を洗おう」「遊んだらおかたづけ」といったプリントアウトすればそのまま使えるマナー啓発ポスターも12種類そろえています。

使用例(「ポケモンイラストラボ」より)

 素材を使用できる施設は子どもの教育・保育用スペースで、小学校(公設学童含む)や幼稚園、保育園、認定こども園、児童館(屋内施設)、図書館、小児医療機関、公民館、生涯学習センターなど。範囲は施設内に限り、Webサイトや屋外看板など対外的な広報・宣伝活動には使用できません。

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 なおかつ非営利活動限定で、イラストを転写したハンカチを100円で販売する、イラストを使ったワークショップを有料で開催するなど、対価を徴収する商品やイベントでは利用できません。一方で運動会やおゆうぎ会といった施設内かつ無償のイベントなら、入退場門の装飾やお面などさまざまなケースでポケモンの素材をあしらうことができます。

 利用の詳細は公式サイトで公開中。また使用前には利用規約への同意、アンケート(4問)への回答が必須となっています。TwitterやInstagramでは、ハッシュタグ「#ポケモンイラストラボ」で同素材の活用事例が共有されています。

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