飼い主のいない犬や猫の力になりたい　動物保護施設が欲しい物を送る「支援プログラム」をAmazonがスタート

　Amazon.co.jpは、動物保護施設で暮らす犬や猫を支援する「動物保護施設 支援プログラム」を6月12日に開始しました。

　動物保護施設は捨てられたり保健所へ預けられたりして行き場を失った犬や猫を保護するための場所。その多くがボランティアによって支えられており、物資や資金の支援を必要としています。

　同プログラムは、このような施設で暮らす犬や猫が里親と出会うまでの間、十分な物資のもとで生活できるように支援するための取り組みです。

　支援をしたい人は同プログラムのページから施設を選び、「ほしい物リスト」から商品を購入すると、それが施設に寄付されるという流れ。リストには、ペットフード、ペットシーツ、猫砂、犬の散歩用のリード、猫の爪とぎ、衛生用品などがあげられています。

　支援対象となるのは、公益社団法人 アニマル・ドネーション（動物関連団体への活動支援を実施）と株式会社シロップ（保護犬・保護猫のマッチングサイト「OMUSUBI／お結び」を運営）が選定・審査を行った団体。6月12日の時点では15施設ですが、今後拡大していくそうです。

　Amazonは、このプログラムを通じて動物保護施設や保護犬・保護猫の存在を周知するとともに、ペットを迎える選択肢として保護犬・保護猫の譲り受けが広がることを期待しているとしています。