のぞき被害にあった実体験漫画が恐怖 ドアスコープの向こうに目が……
ドアスコープ隠しの対策をしておきましょう。
玄関ドアのドアスコープが壊れていたり、ゆるかったりしませんか? 一人暮らしをしていたときにドアスコープから室内をのぞかれた体験談を描いた漫画が反響を呼んでいます。
作者の阿部あやな(@a_beayana)さんは大学生のころ、オートロックなしの2階建てマンションに一人暮らししていました。ドアスコープが外れて壊れていることに気づいた阿部さん、管理会社に連絡して直してもらおうと思っていたものの、つい先延ばしにしていました。その数日後、深夜にお風呂から上がって違和感を覚え、玄関の方を見るとドアスコープから外の光が差し込んでいます。不思議に思ってドアスコープを見てみると……。
こちらをのぞいている目と目があってしまったのです。反射的にその場にしゃがみこんだ阿部さん。全く声が出なかったと振り返っています。スマホが近くになく助けが呼べず、入ってきたらどうしようと思っていると、ドアスコープにレンズを戻す音と走り去る足音がしました。パートナーに電話して警察に通報。このとき、立ち上がれるようになるまでに数十分かかったほど怖かったといいます。
その後やってきた警察官は、ドアスコープをすぐに直すようにと阿部さんに伝え、数字やアルファベットが表札に書かていることを指摘します。これは押し売り業者などによるマーキングで、住人がどんな人かを表す暗号。例えば、「M=男性」「S=一人暮らし」といった意味があり、意味を知っている人が見たらどんな住人なのかわかってしまいます。警察官は暗号を除光液などで消しておくよう指示し、パトロールを強化するとも言いましたが、結局、阿部さんは引っ越すことに。
知らずにドアスコープをのぞかれていたり、マーキングなどで自分のプライバシーがさらされてしまうのは怖いですね。犯罪に巻き込まれないよう、対策をしておくとよいでしょう。
読者からは「ホラーやオカルトより人間がよっぽど怖い」「独り暮らしの女性は特にこのツイート確認をするべき」「マグネットがくっつくドアなら手にマグネットがついてるぬいぐるみも目隠しに使えます」「ドアスコープ隠しがおすすめ」などのコメントが寄せられています。
画像提供:阿部あやな(@a_beayana)さん
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