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「“ストレス解消用”トランプ大統領像を日本企業が中国見本市に出展」報道、企業側は全否定(※追記あり)

暴力的な展示があったとして、ブースが閉鎖されたと報じられていました。

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 中国で開催された家電見本市「CESアジア」にて、「ドナルド・トランプ大統領の頭像とハンマーを『ストレス解消ブース』として展示していた」と報じられたIT企業のソリトンシステムズが、報道を否定する声明を出しました。

ソリトンシステムズの声明

 AFP通信社の報道によると、頭像は対中貿易戦争の火ぶたを切ったとして多くの中国人の反感を買っている、トランプ大統領を実物大で再現したもの。来場者がハンマーでたたけるよう同ブースに展示されていたといいます。また、米Yahoo!NEWS版の記事には、「ソリトンシステムズの社員は『来場者は展示に非常に興奮している』と語った」との記述もありました。

ハンマーを振り下ろされるトランプ大統領像(AFPBB Newsより)

 AFP通信社は「その後ブースは閉鎖され、頭像も撤去された」としています。CESアジアの運営は、「展示を知ってすぐに警告していた。我々は現実の人物に向けられた暴力的な展示を容認しない」と、Twitterで表明しています

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 一連の報道を受けて、ソリトンシステムズは「CESアジアの弊社出展品目について」と題したニュースリリースを公開。CESアジアで出展したハイテク製品群を挙げたうえで、「一部で報道されておりますトランプ像は弊社の出展物ではございません」とコメントしました。当該する像については「他社のデモ品と聞いている」とし、報道機関の取材に応じた者は「弊社の元社員」だと説明しています。

14日14時追記

 ソリトンが追加の説明文を発表。トランプ像は他社の出展物としつつも、同社のブースの片隅でのデモであり、同社のポロシャツを着た元社員が対応したと説明しました。こうした状況から「弊社の製品、発表と理解されることは自然です。責任は弊社にあります」と謝罪し、今後は再発防止に努めるとしています。

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