東京ディズニーシー夏イベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」は本当にびしょぬれ！　ショー＆イベント＆デコレーションの見どころ解説（1/2 ページ）

　海賊たちの夏がきました！　東京ディズニーシーでは7月9日よりスペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」が開催されます。ディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの世界をテーマとしたイベントが今年も登場。放水量が半端ない大迫力のハーバーショーや上陸した海賊たちによるアトモスフィア・エンターテイメントを紹介します。

びしょぬれ万歳！　パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット！”

　メディテレーニアンハーバーで海賊たちが大暴れ！　大量の水しぶきをあげ、海賊もゲストも全身びしょぬれで楽しむハーバーショーです。東京ディズニーシーの海、メディテレーニアンハーバーに突如乗り込んできた伝説の海賊船に、「誰が率いているんだ？」と海賊たちがざわめきます。帆が緞帳のように畳まれて、キャプテン・バルボッサが登場します。

　「根性のあるやつは俺の船に乗せてやる！」とゲストは海賊として仲間入りできるのか試されます。筋力を鍛える修行、判断力を鍛える修行、剣を受け止める修行、団結力を培う修行をします。

　手をあげたり、クラップしたり、ヨーホーと大声で叫んだりとゲストは海賊の掛け声に合わせて修行に参加します。修行のご褒美には放水！　全員で「ヨーホー！」と海賊のあいさつをすると、軽快な音楽とともにさらに大量の水しぶきが観賞エリアに飛んできます。ショーがはじまって3分の1の時点で全身びしょぬれ！　暑さも吹き飛んじゃう！

　「この船の船長は誰だ？！」「キャプテン・バルボッサ！」とコールで団結していると、船の来航を告げる声がします。メディテレーニアンハーバーにまた一隻の船がやってきました。おんぼろの小型船のメインマストに見えるのはキャプテン・ジャック・スパロウです。バルボッサとは因縁の中。ジャック・スパロウから「俺の船の乗り心地はどうだ？」とあおります。

　これに対抗するようバルボッサは海賊となったゲストたちを駆り立てます。「ヨーホー！」の掛け声に合わせて水しぶきが飛び、ハーバー全体が盛り上がりを見せます。

　映画作中に何度も登場したジャック・スパロウ愛用のコンパス。北を指さず、持ち主が最も欲しがっているものがある方向を指すという不思議なコンパスですが、今彼のコンパスが指しているはキャプテン・バルボッサ！　どうやらバルボッサの持つ宝の地図がコンパスを引き寄せた理由なようです。

　ジャックのコンパスが指すことで地図の価値の高さを理解したバルボッサは、今までのことを水に流してジャックを迎え、海賊の宴を開催します。

　ここから水しぶきは最高潮！海賊たちのもつジョッキで容赦なくかけられるだけでなく、ホースによる放水、船の砲台からも大量に発射されます。

　ジョッキを酌み交わすキャプテンたちも、仲が良いのか悪いのか？　水を掛け合い盛り上げます。軽快な音楽に合わせた大放水タイムは5分以上続きます。存分に水浴びを楽しもう！

　宴に乗じてジャックがバルボッサの船を奪取します。コンパスが指していた本当の理由はこの船だったようです。船を盗られたバルボッサは怒り、海賊たちのバトルが勃発。

　「海賊は付きたい方に付くんだ！」というジャック。キャプテン・バルボッサ、キャプテン・ジャック・スパロウ、あなたはどちらの海賊になりますか？　両者の攻防の後、ポルトパラディーゾからの船出を祝した宴が開催されます。

　シリーズのメインテーマである音楽がかかる中、再び大量の水しぶきをあげショーはフィナーレに向かいます。ワイルドでクールなハーバーショーはこの夏必見です。

通称“5番”と呼ばれる鑑賞エリアのショー

　ポンデヴェッキオの横、ケープコッド側からも通じるメディテレーニアンハーバーの対岸、ガリオン船横のドックスペースをご存じですか？　ハーバーに面した鑑賞エリアを時計回りに番号で称した際に5番にあたることから、通称“5番”と呼ばれています。ゲットウェット公演中、この場所にも海賊達が登場。ジャックとバルボッサのやりとりとはまた違ったストーリーのミニショーを展開しているのです。

　お宝を巡るアクロバティックな剣劇は目を見張ります！もちろん、ここもびしょぬれになるので対策をしっかりと！