遠距離恋愛の恋人と七夕の日に再会 離れた恋人への思いを描く漫画に「尊い」「国際遠距離してた元カノ思い出して泣いた」
マイペースな彼女と、それを受け止める彼がいとおしい。
織姫と彦星が年に1度出会う七夕の日に、遠距離恋愛の恋人と再会する漫画「織姫と彦星が出会う話」が、遠く離れた恋人への思いと切なさを描いて人気を集めています。作者は漫画家のおけいハァン(@k_sanjo)さん。
子どものころ理不尽な話だと思っていた「織姫と彦星」と同じ状況に、まさか自分がなるとは思わなかった――主人公の男の子は、スマホの待ち受けにしている遠恋中の彼女の画像を眺めながら思います。今日が七夕だと気付き、数年前に一緒に行った七夕イベントのことを思い出す彼。
そのとき彼女が短冊に書いた願い事は「焼肉を死ぬほど食べたい」。それを見た彼は、彼女が利己的な分、利他的な願い事を短冊に書くことにします。「君はすごく利己的だから僕が利他的なくらいでちょうどバランスがいいのだ」と、少し自分勝手なところまで含めて、彼女に愛情を感じているようです。
そんな彼女は唐突にアマゾンに旅立ち、それから1年がたとうとしています。あのとき書いた短冊を見たらきっと彼女にバカにされると思い出しつつ、そのバカにする声も懐かしく感じてしまう彼。
彼女は今何をしているのだろう――そう思っていた矢先、目の前にアマゾンにいるはずの彼女が現れます。「会いたかった…」と抱きしめる彼。初めは「会いに来ちゃ問題あんのか?」とひょうひょうとしていた彼女も、顔を真っ赤にして「私も…会いたかったよ」と伝えるのでした。
数年前の七夕に短冊に書いた彼の願い事は「織姫と彦星が出会えますように」。そのときの願いがかなって再会できたのでしょうか。
マイペースに彼を振り回してきた彼女と、そんな彼女の全てをいとおしく思う彼。「ガサツで乱暴でひねくれ者でいじわる」という彼女ですが、最後は彼に素直な気持ちを伝えているのがかわいいですね。何より彼の願いが数年越しでもかなってよかった。
読者からは「とうっっっとい…!」「国際遠距離してた元カノ思い出して泣いちゃいました」「2人が嬉しそうにしてるの見るとこっちまで嬉しいです!」などのコメントが寄せられています。
おけいハァンさんは、疲れたOLが一度は辞めた音楽に誘われる『サバサバサエコ』(新都社)などを連載しています。
画像提供:おけいハァン(@k_sanjo)さん
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