ニュース
公衆電話も消費税アップ分を転嫁 10円でかけられる時間、1.5~0.5秒減る
区域内の場合、10円でかけられる時間は5年で4秒減ることになります。
advertisement
NTT東西地域会社とNTTコミュニケーションズは7月22日、消費税率が10月1日から10%に引き上げられるのに伴う電話料金の対応を総務相に対し認可申請しました。公衆電話では、増税分の転嫁により、10円でかけられる時間が1.5~0.5秒減ることになります。
公衆電話から10円で固定電話にかけられる時間は現在、区域内では昼間(8時~19時)、夜間(19時~23時)で57.5秒ですが、10月1日以降は1.5秒減り、それぞれ56秒になります。深夜・早朝(23時~8時)も現在の77.5秒から76秒に減ります。区域外も1.0~0.5秒減となっています(160キロ超は据え置き)。
IP電話(050番号)への通話も0.5秒減り、現在の18.5~17.5秒が18.0~17.0秒減ることになります。
advertisement
公衆電話料金の転嫁は2014年の消費税率引き上げ時も行われており、10円でかけられる区域内の固定電話への時間は昼間・夜間で2.5秒減っていました(60秒→57.5秒)。10円でかけられる時間は、この5年で計4秒減ることになります。
関連記事
郵便料金、10月から値上げ発表 新デザインの切手も登場
消費税増税分を転嫁する措置です。ケンタッキー、軽減税率の導入後も「店内・持ち帰りとも同じ価格」に 外食企業の対応はどうなる?
ケンタッキーの場合、店内では実質値下げになります。JR各社、10月に運賃改訂 消費増税で 初乗りは140円から「150円」へ
消費増税開始日と同じ2019年10月1日に実施予定。Amazonプライム値上げで「Amazonゴールド」カードが注目される 年4320円でプライム使える、けど……
ただし利用は計画的に。【2019年4月23日更新】新宿・丸の内ピカデリーが鑑賞料金値上げ 一般料金が1800円→1900円に
TOHOシネマズに続き。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.