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「木曜日のフルット」のズボラレシピ「鯨井風汁なし麺」がなぜか韓国で流行中!? 辛ラーメンで韓国の味を再現してみた

作者の石黒正数さんも困惑。

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 石黒正数さんの漫画「木曜日のフルット」1巻で紹介されたズボラレシピ「鯨井風汁なし麺」がなぜか韓国で翻訳され、作者も予想だにしなかった数年越しのバズを生んでいます。

 YouTubeに投稿された韓国語レシピは433万再生を叩き出す大人気。試しにハングルでTwitterを検索すると、見るからに辛そうな「汁なし麺 in 韓国」の画像がずらりと並びます。辛ラーメン×石黒正数、そういうのもあるのか……。

作者の石黒正数さんも反応
Twitter検索した結果
こちらの動画は433万再生されるほどの大人気

実際に作ってみる

 「鯨井風汁なし麺」とは、ギャンブル中毒のフリーター女性・鯨井先輩が考案した(という設定の)インスタント麺調理法。鯨井先輩のズボラな人柄がスープに滲み出ており、最小限の労力で最大限のシナジーを生み出しています。つまり美味い。

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「木曜日のフルット」1巻62~63ページより (C)石黒正数(秋田書店)2010

 ここからは実際に調理しながらレシピを紹介していきます。お家にあるもので簡単に再現できるので、よろしければ皆さんも作ってみてください。

 基本となる材料はインスタント袋麺 だけ。袋麺には塩や醤油を使うのが一般的ですが、今回は韓国の台所を支える激辛袋麺「辛ラーメン」を用意しました。辛さが許容値を超えた時のためにスライスチーズもスタンバっています。

韓国の味を再現してみます

STEP1:沸騰したお湯で麺をほぐす

 まずはフライパンにマグカップ1杯強の水を入れて沸騰させます。めちゃくちゃ雑な分量ですが、本当にアバウトで大丈夫です。足りなかったら増やせばいいし、多かったら飛ばせばいいので。

 お湯が沸いたら麺を入れ、箸で少しずつほぐしていきます。完全にほぐれるまで1~2分くらい。麺全体にお湯が染み込むように、様子を見てひっくり返してあげましょう。

STEP2:スープを入れる

 麺がほぐれたら、水分が残っているうちに袋麺の粉末スープを半分弱入れます。欲張って入れすぎると味が濃くなってしまうので、加減が分からないうちは少しずつ足していきましょう。鯨井先輩曰く「ここが最大のポイント」。我々が作っているのはそういう次元のレシピです。

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STEP3:卵を入れて1分待つ

 汁気が少なくなってきたら、真ん中に卵を落とします。蓋をして1分待てば完成。「鯨井先輩はフライパンのまま食っちゃうんだろうなー」と思って漫画を読み返したら、しっかり皿に盛り付けていました。普段はだらしない女性が見せる品の良さ。こういうギャップに男は弱い(そうか?)。

蓋をして……
完成!
なんか意外 (C)石黒正数(秋田書店)2010

STEP4:完成

 というわけで盛り付けて完成です。「辛ラーメン」を使った今回は予想通りの激辛汁なし麺に。ですが卵とチーズ(結局入れた)のおかげで辛味が緩和され、刺激の奥の旨味まで味わえたような気がしました。材料には載せませんでしたが、仕上げに韓国海苔を散らし、ごま油を回しかけるだけでぐんと風味が良くなりますよ!

結局チーズも入れちゃいました
韓国海苔との相性が最高(当然ですが)

 もちろん他の袋麺で作ってもおいしい。今回のチーズやごま油がそうですが、スープがないぶん「ちょい足し」の効果が味に強く出るのもポイント。カスタマイズ性が高く、「今回はバターでも足すか」「納豆入れても美味いかもな……」とインスタントに味の探求を楽しめます。ジャンクな味が好きな方はぜひお試しください。

袋麺はなんでもOK

 「木曜日のフルット」は、週刊少年チャンピオンにて連載中のギャグ漫画。半ノラ猫のフルットと、飼い主の鯨井先輩が過ごす、特に何も起こらないダメかわいい日常を描きます。既刊7巻。

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