レビュー
深田恭子「ルパンの娘」の魅力的な3要素を考察「ミュージカル」と「手刀」と「白目」(2/2 ページ)
気が早いけど、シリーズ化してほしい。
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唐突に行われたミュージカルとカラオケの融合
毎週恒例といえば、またしても円城寺輝(大貫勇輔)によるミュージカルシーンが登場した。今回はへんてこなアレンジが加えられ、画面に歌詞が出るカラオケの映像みたいな仕上がりに……。なぜ、こんなことを?
そういえば、2017年3月にノーカット地上波初放送された映画「アナと雪の女王」で、フジテレビは主題歌に歌詞字幕を付けて賛否を巻き起こしたことがある。あれを意識し、反省と自己批判の意味を兼ねて同じ演出をしたのだろうか? いや、それはたぶん考えすぎだ。
円城寺は気になる存在だ。彼は華と幼馴染。知り合いなのに、華と顔を合わせた時の第一声は「カサブランカから舞い戻った円城寺です」だった。どう考えても、顔見知りにするあいさつじゃない。相変わらずクセの強い男である。
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どうも、円城寺は華に好意がある気がする。いつか、和馬の前に恋敵として立ちはだかるのか?
このドラマのぶっ飛びっぷりには負ける。こういう内容を全力でやっているのがいい。1時間過ぎるのがあっという間! 第2話なのに「安定の面白さ」という信頼を獲得した感がある。深田恭子の代表作になる予感は大。気が早いけど、シリーズ化してほしいとさえ思っている。
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