いつもボールを外してしまうサッカー部の男子、その理由は……　青春の一コマを描いた漫画が甘酸っぱくてアオハルッ！

　園芸部の女子が花壇に水をあげているところへ、いつもサッカーボールを拾いに来る男子。ボールを外してばかりでサッカーが上達しないと思っていたところ実は――創作漫画『不器用な男の子』が「アオハルだなっ」と人気です。

　サッカー部のコート脇で、いつも花壇の世話をしている女子。彼女のところにはよく、サッカー部の男子が狙いを外してボールを拾いに来ます。もう顔なじみになった男子にボールを渡しながら「サッカー全然上達しないんだなぁ」と思う女子。彼が朝から真面目に練習する姿を見ている彼女は、努力は報われて欲しいと心の中で応援していました。

　ある日、彼が試合に出ているのを目にした女子。見事にシュートを決めた彼を見て、本番に強いタイプなのかと驚きつつ、ついときめいてしまいます。一方、女子が試合を見ていたことに気づいた彼は、「俺のゴール見てたかな!?」と興奮してチームメイトに話しかけ、「いいかげん　違う方法で話しかけろよ」とツッコミを入れられるのでした。

　好きな子に偶然を装って話しかけるのは古今よくある手。彼は本当はサッカーが上手で、いつもボールを外したふりをしていたのですね。ボールを拾ってもらうことでしか話しかけられない不器用さを持ちながらも、毎回、彼女のところにボールを蹴ることができる器用さも持つ彼。器用で不器用な彼と彼女はこれからどう進展していくのでしょうか。気になりますね。

　この漫画の読者からは「抜群のコントロールであの子のハートを」「アオハルだなっ」「逆に器用な気がしてきた」など男の子の意外な一面へのコメントも届いています。

　作者は漫画家の月本千景（@chikatsuki）さん。創作漫画やエッセイ漫画をTwitterで公開しており、8月31日には単行本『つきのもと』が発売されます。

画像提供：月本千景（@chikatsuki）さん