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「西日本最大なのに認知率10%」 姫路セントラルパーク、プール施設の自虐広告を展開

サイトを見にいくと、いきなり「姫センのプールをほめちぎって」とお願いされます。

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 兵庫県姫路市のサファリパーク、姫路セントラルパークが、西日本最大のプールを32年も営業しているにもかかわらず、認知率が10%弱しかないと嘆く自虐広告を展開しています。

「32年かけて、認知率10%にたどり着けました」

 そんな悲しさから「たまにはほめられてみたい」と、特設サイトは「サイトに入る前に、姫センのプールをほめちぎって」と閲覧者にお願いする仕様に。「姫センのプールは(3文字)最大」など、文を指定された条件で穴埋めしていくと、ヨイショ具合が100点満点で採点されます。

入力を済ませて「採点する」を押すと、結果が出たのちメインページへ。「採点せずにサイトをみる」を選べば、入力をスルーして直接飛べます

 さっそく「東日本」などひねくれた言葉ばかりで埋めてみたところ、得点はマイナス34点。「お願いです……夏くらい私たちを喜ばせてください」と悲しまれてしまいました。反省して「西日本」「スライダー」「ナイト(プール)」「行く」など、模範解答を入力した結果は98点……惜しいっ。

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掲載を自粛する程度に無礼な言葉ばかり、試しに入れてみたら散々な結果に。ちなみに、最後の数字を1以下にしたり、ひどい言葉を入れたりすると、入力枠が警告のように赤くなりますが、採点に進むことはできます
今度はまじめに解答。最後の数字は景気良く盛ってみました
結果は満点にわずか及ばず。盛りすぎてもダメみたい

 そこで、最後の数字(夏の間に同施設へ行きたい回数)を、多すぎないよう「30」にしたら、やっと100点に。しかし、コメントは急におどろおどろしい書体になり、「よくぞまぁ心にもないほめ言葉をここまで……」と、呪いの言葉をぶつけられてしまいました。

がんばってほめたのにこの仕打ち

 ほめようが、けなそうが、面倒くさいことを言われるテストを終えると(スルーしてもOK)、やっとサイトのメインページへ。「ナイトプールもあるのに知名度は3.2%」「原因は全て、CMで名前だけ伝えてサボっていた我々にある」など、いよいよ本格的な自虐が始まります。

「ナイトプールを知っている人はマニア」
「これまでの姫センボタン」を押すと、ページのテキストが「姫セン」だらけになり、「中身を伝えているつもりが名前しか残らない状況」を疑似体験できます
膨大な自虐テキストを写真にかぶせた結果、施設の良さが伝わりにくくなったポスターの数々

 PR動画内の来園者インタビューでも、「知らない」「興味がない」など、ミもフタもない声が上がるばかり。とうとう「日本一、(お客さんから)心の距離が遠いプール」と、悲しいキャッチコピーがついてしまいましたが、そのタフネスで何でも乗り切れそうな気もします。

同施設は4月~5月ごろにも自虐広告を展開し、和歌山や神戸に嫉妬する思いを述べていました

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