ニュース
Twitter、ユーザーの個人データを誤って広告に使用していたと謝罪 現在は修正済み
設定を見直したい場合は、Twitterのホーム画面から「設定→プライバシーとセキュリティ→カスタマイズとデータ」から確認可能。
advertisement
米Twitterは8月6日、一部の設定が正しく機能しておらず、ユーザーが許可していない場合でも、ユーザー情報の一部が広告に使われてしまっていたと発表しました。現在は既に修正済みとのこと。
Twitterでは通常、ユーザーの閲覧情報に基づいてパーソナライズした広告を表示しています。これは設定からオフにする(パーソナライズを行わないようにする)こともできましたが、今回の報告によると、2018年5月以降、設定でオフにしていても特定のデータ(ユーザーの国コードや広告へのアクセス状況など)が広告パートナーと共有されてしまっていたとのこと。
問題点は8月5日に修正されており、パスワードやメールアカウントなどは共有されていなかったとのこと。設定を見直したい場合は、Twitterのホーム画面から「設定→プライバシーとセキュリティ→カスタマイズとデータ」から確認することができます。
advertisement
影響を受けていたユーザーの規模などは現在調査中。Twitterオフィシャルブログでは「申し訳ありませんが、このような事態が再び発生しないように対策を講じています」と謝罪しています。
関連記事
リクナビ、就活生の動向データを同意不十分のまま企業に提供し謝罪 サービスは廃止決定
同意を取得するフローの不備がもとで、7983人の学生から適切な同意を得られていなかったとのこと。リクナビ、「就活生の内定辞退予測を企業に提供」報道に対し説明 「提供先が合否判定に使わないよう確約していた」
プライバシーポリシーについて分かりやすく説明する方法を検討し終えるまで、データ提供サービスは一時休止するとのこと。クロネコメンバーズの2段階認証“スマホだと無意味” ヤマト運輸「サービス全般を再点検していく」
「2段階認証を設定する意味がない」との声。通販サービス「ECオーダー」、システム障害で長期メンテナンス 個人情報流出の可能性も指摘
通販を委託していたゲームメーカーから個人情報流出の疑いがあると告知されています。FacebookにFTCから約5400億円の制裁金 個人情報保護めぐり
消費者プライバシーに関する50億ドル(約5400億円)の制裁金は過去最大。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.