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東京、ガチで暑かった 約9割の外国人が「東京は自国より暑い」と回答

東京五輪のころ、大丈夫かな……。

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 毎年暑い夏が続き、2020年の東京五輪開催は危険なのではと懸念される昨今。「増加の見込まれる訪日外国人が、東京の暑さをどのように感じているのか」という、興味深いデータをダイキン工業が公開しています。2014年の調査では、東京在住の外国人100人に聞いたところ、88%が「自国より暑い」と答えたとのこと。やっぱりなあ……。

質問「東京の夏(屋外)は、自国と比べてどう感じますか」

 回答の内訳は、「やや暑い」が19%、「暑い」が44%、「耐えられないくらい暑い」が25%。「やや涼しい」と答えた12%には、中国とインド、アメリカ、イギリスのほか、トルコとアラブ首長国連邦の人もいました。

同様の調査は2018年にも実施。「自国より暑い」が96.7%まで増加しています

 「東京の夏を暑く感じる理由」については、「湿度が高い」が80%でダントツ。「地面がアスファルトやコンクリートで覆われていて土が少ない(28%)」「夜でも気温が下がらない(28%)」「ビルが多く風が吹かない(21%)」など、ヒートアイランド現象の特長と一致する回答も多くみられます。

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「人口密度の高さ」や「自動車や建物からの廃熱」なども理由に

 東京の夏で、熱中症とおぼしき症状が現れたことのある外国人は約4割。「真夏に屋外でのスポーツ観戦に耐えられるか」と聞いたところ、54%が「自身がない」と答えたデータもあります。また、自由回答で「エアコンや屋外用扇風機による快適な観客席」や「うちわと帽子の自動販売機」など、五輪会場への要望も上がっています。

医師に熱中症と診断された人が4%、症状が出ながらも診察を受けなかった人が37.3%

 東京都環境局は「東京2020大会に向けた暑さ対策推進事業」に取り組んでおり、反射性と遮熱性の高い日よけや、微細ミスト設備を持つ「クールエリア」を、会場周辺の注目度が高い地域に設ける予定。これにとどまらず、入念な暑さ対策が願われます。

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