たばこの値上げが認可　10月1日から「1箱10円アップ」

　日本たばこは8月20日、消費税率の10％への引き上げに伴う紙巻きたばこ115銘柄の価格改定が申請通り財務相に認可されたと発表しました。10月1日から、1箱当たり10円値上げされます。

　また、フィリップモリスジャパンは「マールボロ」「ラーク」など84銘柄、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは「ケント」「クール」など80銘柄の値上げが認可され、10月1日に実施します。

　JTの価格改定では、「メビウス」が現行の480円から490円に、「セブンスター」「ピース（20本入り）」が500円から510円に、「ホープ（10 本入り）」が250円から260円に──など、1箱当たり10円の値上げとなります。値上げは2018年10月1日以来です。

　一方、低温加熱式たばこ「プルーム・テック」「プルーム・テック・プラス」は、「加熱式たばこ市場における競争環境やお客様の価格に対する受容性などを総合的に勘案」し、価格を据え置きます。ただ、高温加熱式の「プルーム・エス」は現行の480円が490円になります。

　フィリップモリスジャパンの値上げでは、「マールボロ」が現行の500円から510円など、紙巻きたばこは1箱当たり10円の値上げとなります。マールボロのヒートスティックは現行の500円から20円アップの520円になります。

　ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの値上げは、紙巻きたばこの「ケント」の主要銘柄は現行450円から460円、「クール」の主要銘柄は現行480円から490円と、1箱当たり10円アップですが、「ラッキー・ストライク」の主要銘柄は現行500円から520円と、20円アップとなります。また、一部銘柄は価格を据え置きます。