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便座に腰かけ町中を疾走! 便所紙でライバルを撃破!! バカゲー「激走!便座レース」がいい意味で心底くだらない

幼児の心を忘れない大人に刺さるやつ。

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 「便座レーサー」が便座に乗って町中を突っ走るPCゲーム「激走!便座レース」(Steam)が、めまいがしそうなほどおかしいです。たった700円(税込)で幼児期の心を取り戻せるぞ!

「あの便座レースがゲームになった!」と、その謎競技が実在するテイで始まるPV。「あの」と言われても「どの?」って気分
狂ったイメージイラスト
実際、ゲーム本編もそんな感じでした

 「少し宙に浮いている便座型の乗り物」で競うレースゲーム。トイレットペーパーを拾って投げたり、障害物「便座ブロック」を設置したりと、妨害アリのアルティメットなルールです。有名どころのゲームならばコウラやバナナで表現される要素が、狂った世界観に釣られておかしくなっている様子がたまりません。

レーサーごとに性能が異なるトイレットペーパーがメインウェポン
コースに落ちているおにぎりや米を集めて「便威」をためると、必殺技が使用可能
便座カバー次第で加速性能や耐久力が変わるカスタム要素も

 レースは日米仏伊独の代表が競う世界戦。日本の選手は「川谷(かわや)浩一」、アメリカは「ゲイリー・スプラッシュ」、フランスは「トゥマーリノ」、イタリアは「モレノ・ボットン」、ドイツは「ベン・フンバルト3世」と、各言語のイメージを怒られそうな形でネーミングに落とし込んでいます。どの要素を切り取っても純真な発想があふれてきてワクワクしますね。

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ディフェンディングチャンピオンの川谷。ズボン半脱ぎで新聞を手放さない、昭和のおじさん漫画で見たようなスタイル
パワー型のゲイリー。彼が放つトイレットペーパーは炎を起こす
トップスピードに優れる「アポロン号」を駆るトゥマーリノ。竜巻やバリアを操る
コーナリングに定評のある天才少年、ボットン。得意技は「触れるとスピンする茶色い物体の設置」
フンバルト3世は、フンバルトエンジンメーカーの御曹司。まず、「フンバルトエンジン」って何だ(想像はつくけれど)

 同作は開発者がほぼ1人で制作し、「駄ゲーム」名義でリリース。架空の競技「便座レース」が実在するテイでプロモーションをしており、「日本便座レース協会」の公式サイトや、2018年チャンピオンの「川谷浩一オフィシャルブログ」まで作っています。

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