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「人生の墓場に入った」「残業することが美学」 厚労省の労働環境を明かした“緊急提言”、若手チームが公開
「外部電話はひと月で10万件以上なのにコールセンター対応者は4人のみ」など、衝撃的な内容。
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厚生労働省が「厚生労働省の業務・組織改革のための緊急提言」を公開しました。その内容は「外部電話はひと月で10万件以上なのにコールセンター対応者は4人のみ」「職員の4割がハラスメントの被害を受けたことがある」「ある職員のデスクで気温を計測したところ32度を超えていた」など、厚生労働省の過酷な労働環境を浮き彫りにするものとなっています。
厚生労働省の20代・30代を中心とした38人によって立ち上げられた「厚生労働省改革若手チーム」がまとめたもの。全職員3800人へのアンケートや、243人への省内ヒアリング、厚生労働省退職者や他省庁、大学教授などへの省外ヒアリングを実施し、問題点と改善案を提示しています。
厚生労働省の現状として「人員不足により、業務負荷量が限界にある」「マネジメント意識・人材育成意識の低さ」に加え、照明が少なく、熱中症になりかねないほど執務室が暑いなど「劣悪なオフィス環境」への指摘も。職員・元職員からは「生きながら人生の墓場に入った」「毎日いつ辞めようか考えている」「残業することが美学という認識があり、定時に帰りづらい」などの声があがっていたそうです。
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非効率的かつ劣悪な労働環境であることを浮き彫りにしたこの資料は、Twitter上でも話題になり「なかなかのブラック職場」「改革してほしい」といった声が上がった他、「民間も同様の社内外問題を抱えている」など民間にも同様の問題が起きていることを指摘する意見もあるようです。
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