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吾妻ひでお『失踪日記』、初の電子書籍化 描けなくなった漫画家の流浪生活が生々しく

『失踪日記2 アル中病棟』と『カオスノート』も。

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 漫画家の吾妻ひでおさんが、創作に苦しんで失踪したころの暮らしを漫画化した『失踪日記』(イースト・プレス)が、初めて電子書籍化されました。希望小売価格は1140円で、kindleストアやBookLive!などの電子書籍ストアで配信中です。

 同書は2005年に刊行されたノンフィクション作品。自殺未遂や路上生活、アルコール依存症の闘病生活といったシビアな出来事を、独特の柔らかいタッチでコミカルに描き、日本漫画家協会賞大賞や、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞など、数々の賞に輝きました。

山中をすみかに、残飯やシケモクを漁って暮らす日々を描く

 2013年登場の第2弾、『失踪日記2 アル中病棟』も電子書籍に(1300円)。こちらは前作でも描かれたアルコール依存症について、より踏み込み、壮絶な生活を描いています。

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症状の恐ろしさが不意に描かれる

 シュールな空想を日記形式で描く『カオスノート』も、あわせて電子書籍化(1200円)。3冊とも、こぼれ話やボツ案といった電子書籍版限定特典を収録しています。

※価格は全て税別

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