ニュース

「経済的に破綻するまでYouTubeに挑戦する」 “魂のこもった猫動画”を投稿し続けるCaTuberとは(1/2 ページ)

動画が増えるのが楽しみです。

advertisement

 「経済的に破綻するまでYouTubeに挑戦する」―― そんな決意でスタートしたYouTubeチャンネル「CaTuber猫たかDチャンネル」。「中途半端に生きてきた」と語る猫たかDさんはなぜ猫を撮り始めたのか、お話を伺いました。

猫たかDさんが投稿している猫動画

YouTubeを始めたきっかけ

 8年間勤めた会社を2019年6月に退職したばかりの猫たかDさん。大学卒業後、1年ほどカメラマンとして働いていましたが退職してからもカメラマンを諦められず、結婚式などの撮影の仕事をしていました。それだけでは生活できず契約社員の仕事をスタート。平日は安定した収入の工場勤務、休日はカメラマンというダブルワークをこなします。

 撮影のない週末は休日出勤で収入が得られて時給も徐々にアップしていく工場勤務。猫たかDさんは「今でもこの働き方は理想的なんじゃないかと思う」と語ります。入社して数カ月たった頃、一緒に働く30代、40代の先輩に「やりたいことがあるなら早く次の所へ行った方がいい」とすすめられた猫たかDさん。自分の中にも「ずっと何かに挑戦したい」という気持ちがあったといいます。

advertisement

 そんなタイミングで職場の上司が交代。新しい上司は人がいる前で怒鳴り散らすような人でした。社員や派遣社員が次々に辞めていく中でターゲットになってしまった猫たかDさん。車のローンが終わるなどの諸条件が整ったので退職を決意します。

 仕事を辞めた猫たかDさんは好きなこと(=野良猫の撮影)に挑戦することに。実は10年以上前から野良猫の撮影をしており「世界中の猫を撮って残りの人生を過ごせたらどんなに幸せだろうか」と思っていたそうです。

 そうして“CaTuber”として「経済的に破綻するまでYouTubeに挑戦する」ことを決意し、活動を始めた猫たかDさん。YouTubeチャンネルに“魂のこもった猫動画”をほぼ毎日投稿しています。

 撮影場所は海沿いや漁港、さくらねこや地域猫がいる所。登場する猫たちはみんな自然体で、映像もきれいです。撮影のコツを伺ったところ、「逃げる猫か逃げない猫かを見極めて低姿勢で近づいていってプレッシャーを与えないこと」とのお答えが。その“見極め”が難しそうです。

すれ違いざまにあいさつをする猫さんたち

 Twitter(@neko_takad)やInstagram(neko_takad)、ナレーション入りの動画にも挑戦している猫たかDさん。今後は日本全国をまわって野良猫撮影をしたい、世界中を歩いて猫を撮影したいという目標も教えてくれました。

advertisement
ナレーション入りの動画「無職おっさんの猫散歩」
猫の視線で撮影をしています
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  4. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  7. 松田翔太、憧れ続けた“希少な英国製スポーツカー”をついに入手「14歳の僕に見せてあげたい」 過去にはフェラーリやマクラーレンも
  8. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  9. 「行きたすぎる」 入場無料の博物館、“宝石展を超えた宝石展”だと40万表示の反響 「寝れなくなっちゃった」【英】
  10. 自動応答だと思って公式LINEに長文を送ったら…… 恥ずかしすぎる内容と公式からの手動返信に爆笑 その後について聞いてみた