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“水道屋マグネット”を並べてバボちゃんに マンション住民が無言の連携で作る話題のアートが着々と進化

Twitterで話題を呼んだ6月から、毎月どんどん絵柄が楽しげに。

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 水道業者の広告マグネットがポストに投函されるたび、とあるマンションの住民が一丸となって管理室のドアに貼り付けて「顔」の形に――。6月にTwitterで話題を呼んだ楽しげなアートが、進化を遂げてまた注目を集めています。「10月の顔」はバボちゃん!

フジテレビ系が中継するバレーボール大会のマスコットキャラクター。分かりやすく名前つき

 投稿主の実家が全焼したサノ(@sano_sano_sano_)さんが住んでいるマンションで、知らぬうちに作られているというアート。マグネットをきれいに丸く並べて輪郭にし、重ねて手のひらを作ったり、丸いマグネットを目にしたりと、それぞれの形を生かしてバボちゃんを表現しています。いつ誰が作っているのか一切分からなくてミステリアス。

 サノさんが初めて紹介したのは6月21日のことで、この時点ではシンプルな形の顔でした。

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素朴な初期バージョン

 住民の不思議な連帯感が多くのTwitter民をなごませたこのツイートは、8万以上リツイートされる注目を集め、作者たちの目にも留まったもよう。ネットでウケてモチベーションが上がったのか、表情豊かな作品が次々と作られるようになりました。

好評を受けて作られたウィンクバージョン
サノさんが「ケニア最大の部族『キユク族』のよう」と評した1作

 作品は好評を博し、サノさんには定期的に「“顔”が見たい」と要望が届くように。これに応えて、サノさんは「今月の顔」を毎月投稿するようになりました。すると作り手もこれに合わせて、月頭になると新しい顔を作るようになったといいます。無言の連携プレーだ。

8月はスライムのようなしびれくらげのような何か
9月は子どもの全身像に

 このように、住民たちは明らかにツイートを見ていながら、アートを作っているそぶりはサノさんに一切見せないそうです。同じマンションの住民がネットを介してなんとなくつながるこの風習。製作の風景に想像がふくらみます。

画像提供:実家が全焼したサノ(@sano_sano_sano_)さん


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