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ガ、ガ、ガスタービンeg搭載!?!? 三菱が何かすごそうな小型EV「MI-TECH」をチラ見せ モーターショーで世界初披露(1/2 ページ)

三菱っぽいといえば、っぽいですね……!

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 三菱自動車が、第46回東京モーターショー2019(2019年10月25日~11月4日)の出展概要を発表しました。


ガスタービンエンジン(!)を搭載するというSUV型PHEVのコンセプトカー「MI-TECH CONCEPT」(写真:三菱自動車、以下同)

 小型サイズ電動SUVのコンセプトカー「MI-TECH CONCEPT」、軽ハイトワゴンの新世代コンセプトカー「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT」を世界初披露する他、ジュネーブ国際モーターショーで披露したガンダムっぽいゴツさを特徴とする中型SUV「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER」の日本初披露から、PHEVの主力「アウトランダー PHEV」、“怖い顔”で知名度を上げた「デリカD:5」(関連記事)や「eKクロス」などの市販車主力モデルを展示します。

 中でも注目は、世界初披露となる小型サイズの電動SUV「MI-TECH(マイテック) CONCEPT」です。開発コンセプトは「光と風を感じながら大地を駆け抜ける電動SUV」。これだけではうまくイメージできませんが、少し公開された情報によると、なかなかブッ飛んでいて、面白そうな仕様なのが伺えます。

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“ガスタービンエンジン”+電動モーターのハイブリッド 「MI-TECH CONCEPT」

 MI-TECHは、「M」がMITSUBISHI MOTORSの頭文字、「I」がIntelligent(知性)、Ingenious(創意工夫)、Inspiration(インスピレーション)、Interaction(交流)を意味するそうです。チラ見せしたシルエットからは、タルガトップの2シーターオープンスポーツカーのようなスポーティーなスタイルを想像させつつ、隠された車体下半分は、SUV志向の大柄なタイヤ+やや車高を上げたスタイリングなのかなと予想されます。


「MI-TECH」のリアビュー。回転しそうな4つの円形ダクト(?)が意味深でワックワク。ガスタービンエンジンはどこにどのように搭載しているのでしょうかね

 そこに、小型軽量化した「新しいPHEV(プラグインハイブリッド)システム」や「4モーターの電動4WDシステム」を備えます。電動モーターと何のハイブリッドなのか。従来のガソリンエンジンではなく、何と航空機などに用いられる「ガスタービンエンジン」を搭載します。へぇぇ! そんなの積めるのかぁぁ。小型のガスタービンエンジンを発電用エンジンとして搭載し、全体の小型化や効率化を図るとしています。

 クアッド(4)モーター仕様であるのも「おおっ」とくるかもしれません。MI-TECHは、2基のモーターで構成する「デュアルモーター AYC(Active Yaw Control)」を前輪と後輪それぞれに搭載した電動四駆システムを備えます。EVならではのスムーズなオンロード走行+「オフロード走行も何のその」なパジェロやランエボっぽい性格の走破性能も兼ね備えるようです。実物を見るのが楽しみ……!

軽ハイトワゴン車種の新型? 「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT」


軽ハイトワゴンの近未来を示す新モデルと目される「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT」

 もう1つの世界初披露は「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT」。こちらは市販方向にかなり近いコンセプトカーと思われる、軽ハイトワゴン車種の新型と目されます。

 軽ハイトワゴンとしての背の高い広々車内空間や機能を盛り込みつつ、SUVテイストの力強いデザインを備えます。さらには高度な運転支援技術「MI-PILOT」、衝突被害軽減/踏み間違い防止ブレーキシステムなどを搭載します。既存車種eKスペースの新型とも目されますが、2019年10月初旬現在は不明。モーターショー会場での発表に期待しましょう。

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ガンダムっぽいゴツゴツシャッキーンなデザインがかっこいい中型SUVのコンセプトカー「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER」

出展車一覧

 展示ブースは東京ビッグサイト西展示棟1階の西2ホールです。


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