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日本一貧乏な観光列車「ながまれ海峡号」の1回しか出ないメシで満腹になってやったぜ月刊乗り鉄話題(2019年10月版)(5/5 ページ)

はるばる来たヨ函館ェ~ おいおいおいおい……! 1回だけれど「4時間食べ続ける」旨すぎる列車でした。【写真40枚】

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翌日は「ジンギスカンとブルートレインと青函連絡船」も楽しむ

 「ながまれ海峡号」は楽しかったけれど、「肉」が足りない。というわけで、函館で肉を食べてきました。おまけ、まだまだ続きますよ。


朝ごはんは函館B級グルメの定番「やきとり弁当」。コンビニ「ハセガワストアー」のホットデリです。ホテルのそばの店は朝の5時から販売。注文してから調理してくれます。ほかほか。ちなみに、やきとりと言っても豚バラ肉。ただし、鶏肉串やつくねも選べます

再び道南いさりび鉄道で茂辺地駅へ向かいます。車両は昨日(本編で乗ったもの)とは別の「ながまれ号」です。でも普通列車だから飾り付けも食事もナシ

茂辺地駅から徒歩5分の広場に、寝台特急「北斗星」の寝台車が保存されています。クラウドファンディングで資金を集めて実現しました。実はワタシも出資しておりまして、車内の参加者リストに名前が載っています。それを確認しに来たのですよ。車体が傷んでいてかなり残念な感じ

車内はきれい。入れます。こちらはB寝台車。ああ、懐かしいなあ

B寝台車は二段ベッドの向かい合わせ配置でした。4人で予約すると扉を閉めて個室として使えました

こちらはB寝台個室。こちらも何度か乗りました。上段の窓からは北斗七星も見えました

函館へ帰ります。道南いさりび鉄道の山吹色カラーです

こちらは旧国鉄急行色。キハ40は国鉄時代に急行色になっていませんが、カタチは急行用のキハ58系に似ています。懐かしい

函館に戻って昼飯。「ジンギスカン羊羊亭(めいめい亭)」で食べ放題!!

函館グルメと言えばもう1つ「ラッキーピエロ」のハンバーガー。しかし今回は長い行列だったので断念。次の函館訪問のお楽しみです

帰りも新幹線で。期間限定の「えきねっと お先にトクだ値スペシャル」で50%オフでした。だから往路はグランクラスで贅沢できたんですねー。てへ

 今回の旅で、JR路線の乗車率は100%に!。その他の鉄道の乗車率は97.56%で、合計乗車率は99.31%になりました。……あ。2019年10月1日に沖縄県の「ゆいレール」が延伸したので、その他の鉄道の乗車率は97.51%か。これで日本鉄道全路線踏破の達成率は99.29%になりました。沖縄に行くぞー!!

杉山淳一(すぎやま・じゅんいち)

乗り鉄。書き鉄。1967年東京都生まれ。年齢=鉄道趣味歴。信州大学経済学部卒。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。出版社アスキーにてPC雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年よりフリーライター。IT・ゲーム系ライターを経て、現在は鉄道分野で活動。鉄旅オブザイヤー選考委員。ITmedia ビジネスオンラインで「週刊鉄道経済」連載。著書に『(ゲームソフト)A列車で行こうシリーズ公式ガイドブック(KADOKAWA)』『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。(幻冬舎)』『列車ダイヤから鉄道を楽しむ方法(河出書房新社)』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」。

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