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虎屋文庫が書籍『ようかん』を刊行 羊羹の歴史、雑学など160ページにわたり羊羹を熱く語る
カラーグラビアつき。
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虎屋の菓子資料室である虎屋文庫が書籍『ようかん』(新潮社)を刊行します。A5判・160ページ、2019年10月30日発行。
虎屋文庫が所蔵する資料などを元にようかんの歴史や雑学を紹介します。羊羹(ようかん)は中国では羊肉の汁物でしたが、日本で甘い菓子になりました。羊羹が日本に伝えられたのは鎌倉・室町時代のころと言われています。
書籍『ようかん』では、その長い歴史を追うとともに、虎屋と羊羹のエピソード、全国各地の名物羊羹などを多角的に紹介。48ページにわたるカラーグラビアでは、美しい季節の羊羹や菓子見本帳、羊羹を描いた錦絵、虎屋のパッケージなども取り上げます。
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また、「ヨーカン大臣」と呼ばれた15代店主、「羊羹マイスター」の存在など、虎屋と羊羹のエピソードも掲載しています。
虎屋文庫は、和菓子文化の伝承と創造の一翼を担う目的として設立された和菓子の資料室です。長年にわたり宮中の御用を勤めてきた虎屋には、菓子の絵図帳や古文書、古器物などが多数伝えられています。虎屋文庫ではこれらを保存・整理するとともに、さまざまな菓子史料を保存・整理・収集しています。
目次
見る
I ようかんって素敵だ!
II 菓子見本帳
III ようかんギャラリー
IV 武井武雄の世界
V 全国のようかん
VI ようかんを楽しむ
VII 虎屋のようかん
読む
第1章 ようかん全史
第2章 ようかん好きは語る
第3章 原材料について
第4章 虎屋のようかんの歴史
第5章 全国のようかん
ようかんQ&A
全国のおいしいようかん
ようかん年表
A5判・160ページ(うち、カラー48ページ)・2420円(税込み)、新潮社。
(高橋ホイコ)
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