9割以上の人が感じる貧富の「格差」 負担は食費や家賃にも
生きるだけでもお金はかかる。
BIGLOBEが「お金に関する意識調査」を実施し、10月23日その結果を発表しました。調査では、貧富の格差を「感じる」という人が9割近くに上るなど、広がる格差社会と、不況による生活苦が明らかになっています。
調査の対象となったのは、スマートフォンを所有する全国の20代~60代の男女1000人。
まず、「貧富の格差を感じることあるか」という質問では、「ある(47.4%)」と「たまにある(37.7%)」と回答したの合計が85.1%となり、実に9割に近い人が、日常で格差を感じていることが分かりました。
続いて、 毎月自由に使える金額について聞いたところ、「1万円未満(23%)」が最も多い回答となり、幅広い年代への調査であるにも関わらず、全体として低い金額が回答されていますた。
次いで多かったのは「2万円~3万円未満(18.8%)」、「1万円~2万円未満(14.9%)」で、さらに「自由に使えるお金はない(8.4%)と回答した人を合わせると、全体の6割強が「毎月自由に使えるお金は3万円未満」ということになります。
「現在、負担を感じている費目」に関する質問では、「食費」が33.5%で最多でした。続いて「家賃・住宅ローン(33.1%)」、「税金(32.3%)」となっています。また、「1カ月あたりの通信費は、ひとりあたりいくらまでが適切か」については、「4,000円~5,000円未満(18.9%)」が一番多い回答となりました。
「自由に使える金額」どころではなく、生きていれば必ずかかる「食費」や「家賃」に負担を感じる人が多いなか、広がる格差を埋める解決策が待たれます。
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