これが100万円の重み……! 宝田明プロデュース、世界65点限定の「南部鉄瓶ゴジラ」を触ってみた:ゴジラ・フェス2019
ゴジラのゴツゴツした皮膚を南部鉄器で見事に表現した逸品です。欲しい……!
世界で65点限定となる「南部鉄瓶ゴジラ」の実物が、11月3日に開催された「ゴジラ・フェス2019」でお披露目されました。お値段なんと100万円!
映画「ゴジラ」の主演を務め、2019年で芸能生活65周年を迎える名優・宝田明さんが総合プロデュースしたのは、南部鉄瓶とゴジラをコラボレーションさせた逸品。制作に携わっているのは南部鉄器製造業「及富」の南部鉄器職人・菊池章専務と、宝田さんとも親交があるというイギリス人彫刻家のグレゴリー・ローズさんで、1954年公開の映画「ゴジラ」に登場した“初代ゴジラ”の胸から上をモチーフにしており、鋭い眼光は真ちゅうに銀メッキを施して表した他、神々しさを感じさせる表情や鋭い刃、ゴツゴツとしたゴジラの皮膚の質感を見事に表現しています。
ゴジラのしっぽをイメージした持ち手を持って、頭部の蓋から水を入れて温まったらお湯を鼻から注ぎだせるというデザインとなっており、「1つ1つのモールド(原型)はハンドメイドで作っている」とのこと。世界限定65点を製造するとはいえ、モールドの再利用はできないので1点物のような貴重さがあります。
「ゴジラ・フェス2019」では、「南部鉄瓶ゴジラ」と東京湾をイメージしたという台座の実物がお披露目されました。赤い照明で照らし出された「南部鉄瓶ゴジラ」に来場客は興味津々で、中には中国から来たお客さんの姿も。
展示ブースには宝田さん本人も時折登場し、ファンからの質問に答えたり、写真撮影に応じたりしながら「良いでしょう、これ」と「南部鉄瓶ゴジラ」の魅力をPRしていました。
筆者も許可を得て「南部鉄瓶ゴジラ」の実物に触れさせていただきました。本体の重さが約7.8キロ、台座が約7.4キロ(総重量約15.2キロ)とかなり重量があるほか、なんといってもお値段100万円ということで用途としては、実用品というよりは工芸品としてインテリアに使う人が多いのではないかと感じました。
とはいえゴジラファンとしてはこんなに完成度の高いゴジラの南部鉄器が手に入る機会はそうそうありません。ブースを訪れたファンは筆者と同じく、口々に「すごいなぁ」「欲しいなぁ」と羨望のまなざしを向けていました。
南部鉄器ゴジラ
販売価格:100万円(税・配送料別)
※宝田明さんの写真と自筆サイン入りの限定証明書付き
サイズ:高さ27センチ×奥行36センチ×幅30センチ
容量:1.2リットル
重量:鉄瓶本体約7.8キロ、台座約7.4キロ、総重量約15.2キロ
素材:鉄瓶本体及び台座は南部鉄器(目は真ちゅうに銀メッキ)
納期:商品の受注から約3カ月後
※別売でゴジラ65周年記念ロゴマーク入りのガラスケースも。販売価格は13万8000円(税別)
申し込み先:南部鉄瓶ゴジラ□南部鉄器ゴジラプロジェクト
(撮影・執筆:Kikka,撮影:ゴトウ)
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